サスペンス

「幼い依頼人」ネタバレとあらすじ、感想(最新情報!)

映画「幼い依頼人」のあらすじ(ネタバレあり)と、感想、作品情報をご紹介します。

2013年に韓国で起こった漆谷(チルゴク)継母児童虐待死亡事件を元に、被害者の弁護士を主人公とした、信じ難い事件の全貌を描き出している実録サスペンスです。

ロースクールを卒業し、出世を目指していた弁護士のジョンヨプは、7歳の実の弟を殺したと衝撃の告白をした10歳の少女ダビンに出会います。

その真実を明らかにするためにジョンヨプは全てをかけて奔走することになります。

ダビンは本当に弟を手にかけたのか…真実は一体なんなのでしょうか。

早速、「幼い依頼人」のあらすじ(ネタバレあり)や感想、見ていきましょう!

スポンサーリンク

映画「幼い依頼人」作品情報 

  • 原題:My First Client
  • 公開日:2020年3月28日
  • 監督:チャン・ギュソン
  • 脚本:ミンギョンウン

「幼い依頼人」キャスト

  • ジョンヨプ:イ・ドンフィ
  • ジスク:ユソン
  • ダビン:チェ・ミョンビン

ジョンヨプ役のイ・ドンフィさんは韓国歴代興行収入1位を誇る大ヒット映画、「エクストリーム・ジョブ」でクールな刑事役を務めて大ブレイクしました。

コミカルな役から一転して今作では意志の強い感性の豊かな弁護士役を熱演しています。

また継母ジスク役のユソンさんは映画やドラマで活躍しています。

そしてダビン役のチェ・ミョンビンさんの天才子役と呼ばれる演技が素晴らしく、今後の活躍が期待されます。

スポンサーリンク

映画「幼い依頼人」あらすじ(ネタバレあり)

ロースクールを卒業したジョンヨプは、出世の意欲に燃えているのですが、なかなか就職が決まらず、上手くいきません。

姉からの勧めもあり、臨時ではありますが、児童福祉館に就職をすることが出来ました。

その仕事の際に、ジョンヨプは、ある日継母から、虐待を受けているある姉弟に出会います。

虐待について、さほど重く捉えていなかったジョンヨプは、また来ると言い残してその場から立ち去ってしまいました。

その後、ジョンヨプは、無事に希望していた法律事務所へ就職することが出来ました。

ところが以前会った虐待を受けている姉弟の、姉ダビンの鼓膜が破れたということを聞いてしまったジョンヨプは、継母からダビンを離そうと奔走します。

ですが彼はかえって誘拐犯の疑いをかけられてしまいます。

その後、弟ミンジュンが亡くなり、その殺人の罪を着せられたダビンの姿をみたジョンヨプは、何かおかしいと気付くのです。

間違っている事を、全て正そうと真実を明らかにするために、ダビンの弁護士として力を尽くすことを決めたジョンヨプですが…

またあらすじやネタバレが分かり次第追記します。

スポンサーリンク

映画「幼い依頼人」感想

モチーフとなった事件は2013年慶尚北道漆谷郡で起こった「漆谷継母児童虐待死亡事件」です。

実際には姉弟ではなく姉妹だったようで、死亡したのは妹でした。

日本でも高い関心を寄せられる児童虐待ですが、近年では子供を虐待する事件が、韓国でも多発しており、またこの事件では、その内容が衝撃的だったことから大変有名になりました。

映画の冒頭は、ジョンヨプが法律事務所の面接で

「あなたは、目の前で起こる殺人事件をただ傍観していた人間は有罪と思うか?無罪と思うか?」

という質問から始まります。

その時、ジョンヨプは「法律的に無実だから無罪」と答えるのです。

出世をめざしていたジョンヨプ、殺人事件を傍観していても、無罪だと言いきった彼はダビンを見て一体どう変わるのでしょうか。

日本でも多発していている問題でもあり、報道に「麻痺」してしまう良くない環境もありますが、子供を育てる人も周りでそれを見ている人も意識を変えないと行けないと思う作品だ思います。