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映画「劇場」ネタバレとあらすじ、感想、又吉直樹「花火」に続く2作目の映画化!

又吉直樹「花火」に続く、2作目の映画「劇場」のネタバレとあらすじ、感想や作品情報を紹介しています。

『火花』で第153回芥川龍之介賞を受賞した、お笑いタレント・ピースの又吉直樹さんの2作目である『劇場』が映画化となりました。

表現者である若者の夢と挫折、そして恋人との恋愛模様が描かれた作品です。

早速、「花火」のあらすじ(ネタバレあり)や作品情報など見ていきましょう!

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映画「劇場」作品情報!

【日本公開】2020年4月17日

【原作】又吉直樹『劇場』(新潮社)

【監督】行定勲

【脚本】蓬莱竜太

【配給】松竹、アニプレックス

映画「劇場」キャスト

永田:山崎賢人

沙希:松岡茉優

映画「劇場」作品概要

原作は又吉直樹さんの長編恋愛小説『劇場』。

単行本発行部数が33万部を突破した人気作品です。

メガホンをとったのは映画『世界の中心で、愛を叫ぶ』や『ナラタージュ』など、数々の恋愛映画を生みだしてきた行定勲監督。

主人公・永田を演じたのは、映画『orange – オレンジ -』『ヒロイン失格』で第39回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞し、映画『キングダム』など数々の話題作で主演をつとめる山崎賢人さん。

ヒロインの沙希役を、映画『勝手にふるえてろ』で第42回日本アカデミー賞の優秀主演女優賞を受賞した松岡茉優さんが演じています。

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「劇場」あらすじ(ネタバレあり!)

友人と立ち上げた、小劇団の脚本家兼演出家を担当していた男・永田。

彼の作品はいまいち客受けが悪く、ネットやアンケートでは、酷評されてばかりでした。

劇団員達も、そんな状況や横暴な永田に嫌気がさし、どんどん人は去っていきます。

理想と現実のはざまで思い悩む永田は、ある日、とある画廊を覗いてた女性・沙希と出会いました。

なぜかとても心惹かれた永田は、同じスニーカーをはいていることをきっかけに必死に声をかけました。

最初は警戒されていたものの、なんとかデートに誘うことに成功し、二人は喫茶店へ。

沙希は上京して服飾の専門学校に通っているらしく、その傍ら女優を目指しているとのことでした。

連絡先を交換した二人の距離は少しずつ縮まっていきました。

あるとき永田は、知り合いの劇団に脚本を依頼されます。

依頼を受けた永田は『その日』というタイトルの脚本を書き上げ、沙希にその劇へ出演して欲しいと頼みました。

脚本に目を通して感銘を受けた沙希は、その依頼を快諾して舞台へと立ちます。

公演はなかなかに好評で、沙希の評価があがるなか、彼女自身は永田は才能があると語るのでした。

いつしか交際をはじめた二人は、永田が沙希のアパートへ転がり込むような形で同棲をはじめました。

沙希は専門学校を無事卒業し、居酒屋で働き始めるのですが、時がたつにつれて少しずつ彼女は変わっていきます。

永田はそんな沙希にまったく気づくこともなく、また彼自身も何一つ変わらないままでした。

ヒモ同然のような生活をする永田を優しく受け止めていた沙希でしたが……。

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映画「劇場」感想

小説の平均初版部数が5000部前後と言われるなか、異例の初版30万部を記録した話題の小説『劇場』が映画化となりました。

原作を知っている方はもちろん、実力派俳優の主演ということもあり、公開前から楽しみにしている声が多数SNSへ投稿されています。

「ラストの掛け合いシーンがかなりグッときた小説が、ヒロイン役を松岡茉優で映画化はやばい。楽しみすぎる」

「又吉さんの本が大好きで、劇場も何度読みました。映画化とても楽しみです」

「又吉さんの映画の主演が山崎賢人くん…!行定勲監督の恋愛映画となると観たいな…」

映画「劇場」ネタバレとあらすじ、感想のまとめ

又吉直樹「花火」に続く、2作目の映画「劇場」のネタバレとあらすじ、感想や作品情報を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

まだ特報映像が配信されはじめたばかりですが、30秒でも十分に心惹かれる映像に仕上がっていますね。

全体的に暗い色味と落ち着いた音楽で、ただ幸せな二人をみるだけではない映画だとよく分かります。

二人がどんな結末を迎えるのか、とても気になってしまいますね。

今後また続報が公開され次第、追ってご紹介したいと思います。