今度は「女王」が目覚める番。
映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」のあらすじ(ネタバレ)と感想、作品情報をご紹介します。
「スーサイド・スクワッド」で起きた事件の以後、ハーレイ・クインはジョーカーと破局していました。
そんな中、カサンドラ・カインと名乗る女の子と出会い、彼女がブラックマスクと呼ばれる犯罪者から追われていることを知ります。
そこで、ゴッサムの闇で活動する「バーズ・オブ・プレイ」のメンバーたちとともに、カサンドラを守る戦いに身を投じます。
「スーサイド・スクワッド」で、ダントツの人気を誇ったハーレイ・クインを、再びマーゴット・ロビーが演じます。

記事の内容
「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」の作品とキャスト紹介
【公開日】2020年3月20日
【監 督】キャシー・ヤン
【脚 本】クリスティーナ・ホドソン
【製 作】マーゴット・ロビー、スー・クロール、ブライアン・アンケレス
本作は女性監督がメガホンを取り、撮影をされました。
キャシー・ヤンはウォール・ストリート・ジャーナリストの記者として、ニューヨーク、香港などで働いていた経験を持っています。
そして同時期に、ショートフィルムの作品などの監督なども務めていました。
その中の『デッド・ピッグス(Dead Pigs)』が評価され、監督として起用されました。
脚本はトランスフォーマーシリーズの『バンブルビー』でも脚本を務めた、クリスティーナ・ホドソンが担当しています。
スピンオフ作品であった『バンブルビー』ですが、他のシリーズ作品よりも高評価に落ち着いています。
映像、編集などもさることながら、受け入れやすい脚本も評価されています。
「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」キャスト
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- マーゴット・ロビー(ハーレイ・クイン)
- ジャーニー・スモレット=ベル(ブラックキャナリー)
- メアリー・エリザベス・ウィンステッド(ハントレス)
- ロージー・ペレス(レニー・モントーヤ)
- ユアン・マクレガー(ブラックマスク)
原作はDCコミックの「Birds of Prey」がもとになっており、女性ヒーローが集まった特殊チームです。
元々はハーレイクインは所属していないのですが、どのように描かれるのか気になるところですね。
「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」あらすじ(原作ネタバレあり)
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副題となっている「BIRDS OF PREY」は和訳すると猛禽類のことを指しています。
ゴッサムシティで、オラクルを中心として活動しているチームの名前です。
そのオラクルは、映画「バッドマン」シリーズにもたびたび登場している、ゴードン署長の娘、バーバラ・ゴードンです。
彼女が司令塔となり、ブラックキャナリー、ハントレス、レディー・ブラックホークと、ゴッサムの事件に立ち向かいます。
ブラックキャナリーは、超音波を発する超能力「キャナリー・クライ」を持っています。
ハントレスは、元マフィア幹部の娘ですが、家族がマフィアにより殺された過去があります。
腕を磨いて、自らマフィアに「正義の戦争」を仕掛ける、過剰な一面を持っています。
ブラックホークは今作では登場せず、ゴッサムシティの刑事、レニー・モントーヤが登場します。
原作で彼女は重犯罪課の刑事で、とても優秀、ゴードン本部長からの信頼も厚く、バッドファミリーにとっても好意的なキャラクターになっています。
それがハーレイ・クインとどのような関係を持つのか、気になるところです(バッドマンのゴードン本部長ポジションになるのでしょうか)
また、前作で出てきたジョーカーの出演があるかどうか気になるところですが、ゴールデングローブ賞主演男優賞を獲得した「ジョーカー」が最近公開されていて、ホアキン・フェニックスの印象が定着した「ジョーカー」は、ちょっと使いにくいですよね。
また『スーサイド・スクワッド』でもちょい役でしか登場しなかったので、今作出てくるのはちょっとないかな、というのが正直なところです。
主題にも、『華麗なる覚醒』とあるので、ジョーカーがいなくなったことで覚醒するという筋書きなのでジョーカーはやはり外してくるかなと感じますね。
「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」感想や見どころ
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「ハーレイ・クイン」やほかのDCコミックスの原作から読み解くというより『スーサイド・スクワッド』のスピンオフ作品として、気軽に楽しむのが良いかと思います。
今回の映画も、マーゴット・ロビーが制作に名を連ねているように、マーゴット・ロビーの方から、ワーナー・ブラザース映画に、「ハーレイ・クイン」のスピンオフ作品の続編の打診をしています。
「ハーレイ・クイン」のスピンオフとして、「女ギャングチーム」を結成したいというスタートなので、キャラクターは原作からですが、ストーリーはオリジナルになっています。
そして今作は「女ギャング」がテーマの一つで、ハーレイ・クインのお喋りなキャラクターを立たせるために、単独より友達と一緒の方が良い、と主演のマーゴット・ロビーが明かしています。
また今回の映画はR指定になっており、より狂気度と、クインのサディスティックな面が際立ちそうですね。
アクションの監修には、『ジョン・ウィック』でおなじみのジョナサン・エウセビオが携わっているので、ガンシーンなどの迫力は約束されたも同然でしょう。
悪役にはスターウォーズやムーラン・ルージュでおなじみの、ユアン・マクレガーが登場します。
監督としては、今までに登場したことのないヴィランを登場させたい、という意向だったので、ブラック・マスクという配役が決まったそうです。
違法ビジネスに手を染めた、やり手のギャング、そして甘いマスクを持つ、ブラック・マスクには、ユアン・マクレガーが適任といった感じです。
2月には「チャーリーズエンジェル」5月には「ブラックウィドウ」6月に「ワンダーウーマン1984」とかっこよくて強い女性が主人公の映画が、続々控えています。
「ハーレイクイン」も、最強のワルかわなアンチヒーロー、活躍が楽しみですね。