映画「キングスマン ファースト・エージェント」あらすじ(ネタバレあり)、感想と作品情報を紹介します。
「キングスマン ファースト・エージェント」、キングスマンの始まりの話。
キングスマン(2015年)、キングスマンゴールデンサークル(2017)に続く、シリーズ作品にして、始まりのお話です。
第1作のキングスマン(2015年)は、全世界工業収入は4億ドルを記録し、根強いファンを獲得しているスパイ映画です。
今迄のシリアスなスパイ映画ではなく、「楽しいスパイ映画」を作りたいという監督の意向が詰め込まれた作品です。
最新作を見たい方は、ぜひともまずは1作目と2作目で復習をしておくと、流れがつかみやすいですよ。
記事の内容
映画「キングスマン ファースト・エージェント」作品紹介
かつて彼らは悪党だった
崇高な義務に気付くまでは…“キングスマン”誕生の秘密が今、明かされる。
『#キングスマン:ファースト・エージェント』予告映像初解禁‼&邦題決定❗
2020年2月公開🇬🇧 pic.twitter.com/Xj1t7DoasS
— キングスマン (@kingsmanjp) September 17, 2019
【公開】2020年9月公開予定
【監督】マシュー・ヴォーン
【原作】カール・ガイダシェク
【脚本】マーク・ミラー、デイヴ・ギボンズ
【製作】マシュー・ヴォーン
「キングスマン ファースト・エージェント」登場人物とキャスト
- オックスフォード公爵 役:レイフ・ファインズ(ハリーポッターシリーズ)
- コンラッド 役:ハリス・ディキンソン(マレフィセント2)
- ダニエル・ブリュール
- グリゴリー・ラスプーチン 役:リス・エヴァンス
- ポリー 役:ジェマ・アータートン
- アーサー 役:チャールズ・ダンス
- トリスタン 役:マシュー・グッド
- ジョージ5世ほか 役:トム・ホランダー(ボヘミアン・ラプソディー)
映画「キングスマン ファースト・エージェント」あらすじ(ネタバレあり)
第一次大戦時を舞台とし、秘密スパイ組織「キングスマン」が誕生した話が、今作では語られます。
予告映像では、戦時下の激しい戦争シーン、貴族階級の陰謀、開戦のきっかけとなったと言われるオーストラリア皇太子夫妻暗殺のシーン(サラエボ事件)と思われるシーンが流れています。
自らの使命に気づき、その使命を全うするため、デューク・オブ・オックスフォード(レイフ・ファインズ)とコンラッド(ハリス・ディキンソン)が「キングスマン」を作り、巨悪に立ち向かっていく、その始まりの物語です。
「キングスマン」の見どころ(ネタバレ含む)
1作目の主人公はイギリスの労働者階級に属する青年エグジー(タロン・エガートン)、奇妙な縁から彼は、高級スーツテイラーのハリー(コリン・ファース)に導かれ、秘密スパイ組織「キングスマン」の一員としてスパイの技術を教え込まれます。
最先端のガジェットとキレキレのアクションが本作品の見どころです
ショットガンアンブレラ、ライター型手榴弾、仕込み革靴、ケース型マシンガン、水陸両用カーなど、「007」や「バットマン」系の、わくわくする最新兵器が登場します。
しかもこのショットガンアンブレラは、コリンファースが監督に提案したものだそう。
英国紳士として戦うなら、ということで考案したらしいです。(傘を持つ姿が非常にかっこいいんです)
予告映像ではデュークが、仕込み杖を持っているのが確認できました。
さすがの英国紳士、つえを使った巧みなアクションがどのように展開されるのか期待されますね。
また登場する敵役も、非常に濃いキャラクター(俳優的にも)になっています。
1作目の悪役はサミュエル・L・ジャクソンでした。
増えすぎた人類を自分の手で淘汰し、新世界を作ろうとした、イかれたIT社長でした。
2作目の悪役はジュリアン・ムーアでした。
自らの野望の為、邪魔なキングスマンを一掃するために、ミサイルを撃ち込むなど、過激な言動が目立つ悪役でした。
敵味方ともに、魅力的なキャラクターが並ぶのも本作の特徴です。
とくに2作目で、本物のエルトンジョンが出演したときは劇場で見ていてびっくりしました。(その後同じ監督、タロンエガートンで、ロケットマンを作るからさらにびっくり)
本作ではハリーポッターシリーズで、最大の敵役、ヴォルデモートを演じた、レイフファインズがキングスマンサイドにいます。
予告編では剣を手に戦っているシーンがありました。(仕込み杖だったかは確認できませんでした)
英国紳士らしいたたずまいから、どんな剣技が繰り出されるのか、楽しみです。
映画「キングスマン ファースト・エージェント」感想
キングスマンには印象に残る名セリフがあります。
「Manners maketh man(マナーが人を作る)」ハリーのセリフです。
イギリスには階級社会の思想がいまだに根付いています。
エグジーは労働階級に属する家庭で育ち、自分の境遇に満足していませんでした。
そんなエグジーをスパイに育て上げるために、ハリーは立ち居振る舞いなども教えました。
生い立ちは関係なく、自分自身の力で変わっていけるというメッセージが隠れています。
最新作でも再び登場する高級テーラー「キングスマン」の前に、デュークとコンラッドが下りました。
この二人が手を組む必要があった経緯や、なぜ「キングスマン」がスパイの隠れ蓑になったのか、作中でどのように語られるか気になるところです。
ちなみにこの「キングスマン」の高級テーラーは、イギリス・ロンドンにある「HANTMAN」という名前で実在しています。
映画公開がきっかけで、今や人気を取り戻した老舗高級紳士服店です(劇中登場するスーツはこのお店が作ったものだそうです)
英国紳士がかっこいいスーツを決めて、アクションもこなす、スパイスが効いています。
今回は前日譚との事で、2作目に続く最新作「Kings Man3」の制作もすでに進んでいるとの話です。
過去の話ですっきり終わるのか、それとも最大の敵が生き残り、最新作で帰ってくるのか、展開も気になるところですね。
「キングスマン ファースト・エージェント」ちょっと公開が伸びてしまいましたが、まずは前作の「キングスマン ゴールデンサークル」見ておきたいですね!
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