スティーブンキング原作、ホラー映画「ペットセメタリー」2020年リメイク版のあらすじ(ネタバレあり)と感想、作品情報をご紹介します。
死者を蘇らせる「森の土地」。
事故で娘を失った父親は、藁にもすがる思いで、娘を禁忌の地に埋葬してしまいます。
「娘は生き返ってはいけなかった」
恐ろしすぎて、書籍化がためらわれた、スティーブンキングの問題作の映画化です。

映画「ペットセメタリー」作品情報
#スティーヴン・キング の問題作
「恐ろしすぎて執筆当時3年出版を見送った」ー『ペット・セメタリー』ー
2020年1月17日公開決定‼それは、娘を亡くした父親の
悲哀なる“禁忌”ホラー。#ペットセメタリー#娘は生き返ってはいけなかったhttps://t.co/k2r0NIl6q3 pic.twitter.com/K0GxiojIYR— 『ペット・セメタリー』公式 (@PetSematary_JP) October 11, 2019
原題:Pet Semetary
原作:スティーブン・キング
公開日:2020年1月17日
監督:ケヴィン・コルシュ、デニス・ウィドマイヤー
監督のケヴィン・コルシュ、デニス・ウィドマイヤーは、「セーラ 少女の目覚め」でもホラー映画のメガホンを取っています。
自他ともに認める生粋のホラー好きという二人は、このリメイクにもとても力を入れています。
この作品は、1983年にスティーブン・キングの小説が発表され、その後1989年に映画化、その続編が1992年に作られました。
今回はそのリメイクの為、原作と少し人物構成等が変わっています。
また、タイトルの「ペットセメタリー」というのはペット霊園のことを指し、正しくは「Cemetery」と書くのですが、原作では「子供がその看板を書いてることから、スペルを間違ってしまっている」という設定になっています。
「ペットセメタリー」キャスト
ルイス:ジェイソン・クラーク
レイチェル:エイミー・サイメッツ
エリー:ジェテ・ローレンス
ジャド:ジョン・リスゴー
ルイス役には、「猿の惑星:新世紀」や、「ターミネーター:新起動ジェニシス」のジョン・コナーでお馴染みのジェイソン・クラークが務めています。
妻のレイチェルは、2017年「エイリアン:コヴェナント」に出演しているエイミー・サイメッツが演じています。
そしてストーリーで重要な役でもある隣人のジャドをジョン・リスゴーが演じています。
彼は1973年にブロードウェイデビュー、その後トニー賞助演男優賞を受賞しました。
映画やドラマにも出演していますが舞台でもまだまだ活躍し3度のエミー賞と、2002年にトニー賞主演男優賞を受賞しました。
映画「ペットセメタリー」あらすじ(ネタバレあり)
医師のルイスは妻のレイチェル、娘のエリー、息子のゲイジ、猫のチャーチと共に家族で過ごす時間を増やすために、メイン州の小さな町に引っ越してきます。
静かな田舎町の、広大な庭や木々に囲まれた新居の裏手に「ペットセメタリー」と書かれた看板が立っており、そこは動物の墓地になっていました。
隣人のジャドに会ったエリーはそこが、何年も渡ってペット霊園として使われていることを聞きます。
車の事故で猫のチャーチが亡くなってしまい、それを娘のエリーに言えず夫妻は猫を内緒で埋葬することにしました。
娘になんて説明するか頭を痛めるルイスですが、その時に隣人のジャドが埋葬する場所を案内してくれます。
ルイスはエリーに猫が逃げ出した、と説明しようとするとエリーはチャーチは家にいるというのです。
ルイスは打って変わって凶暴になったチャーチを目の当たりにします。
その後、ルイスの周りでは奇妙なことが起こり始めます。
遂には愛娘エリーが交通事故にあってしまい、命を落としてしまいます。
その時ルイスはあることを思いつきますが…
映画「ペットセメタリー」感想
旧作をご覧になっていない方も多かったようで
「旧作とエンディングが違うのか?」
という話がよく出ていました。
名前は知っていたが観た事のない方は、是非比較も兼ねてどちらも御覧になると楽しいかと思います。
今作品は原作に勿論忠実ですが、リメイクを楽しんでもらうためにオリジナル作品を観た人へのサプライズも取り入れているようです。
過去の作品も是非ご覧になって見てください。
◍ 配信情報のお知らせ ◍
1989年公開『#ペットセメタリー』
そして『ペット・セメタリー2』が
NetflixやU-NEXT他で配信中♰新設定で再映画化された1/17公開の本作では
登場人物などの設定が変更🔁
その違いを見比べても面白いかも⁉️ぜひチェックしてみて下さい🙀#娘は生き返ってはいけなかった pic.twitter.com/ZbJgmI5wGO
— 『ペット・セメタリー』公式 (@PetSematary_JP) November 7, 2019
そして感想の多くは、ホラーと言うよりも「不気味な」演出だったという感想の方が多くみられました。
恐怖という意味ではそこまでの怖さはないものの、スティーブン・キングも言っているように「命の代償」、それを左右させようとするエゴのような人間の怖さを感じるようです。
今年はスティーブン・キング原作の映画が立て続けに公開されています。
「IT」の舞台になった場所もメイン州で、この「ペットセメタリー」も同じメイン州なんです。
これは原作のスティーブン・キングの出身地のため、よく用いられるようです。
あなたもメイン州の少し怖いお話を、この機会にご覧になってみてください。