大橋裕之さん原作のアニメ映画「音楽」あらすじと感想と作品情報(ネタバレ含む)ご紹介します。
アニメ映画「音楽」は2020年1月11日から公開の日本のアニメーション映画です。
2009年に刊行された、大橋裕之さんのコミック「音楽と漫画」に収録されている「音楽」を原作に制作されました。(音楽の原作自体は2005年に出版)
楽器を触ったこともない、不良高校生たちが思いつきでバンドを組む物語。
各方面の有名人にも人気があり、カルト的な人気を持つ「音楽」。
そして、なんと、制作に7年かけて、71分間全ての映像が手書き(4万枚以上!)、原作者と監督の執念で仕上がった作品です。
期待大の意欲作になりそうですね!
今回はそんな、映画「音楽」についてのご紹介です!

アニメ映画「音楽」作品情報
【日本公開】2020年1月11日から順次公開
【監督】岩井澤健治
【原作】大橋裕之
アニメ映画「音楽」登場人物とキャスト(声)
- 研二…坂本慎太郎
- 亜矢…駒井蓮
- 太田…前野朋哉
- 朝倉…芹澤興人
- 森田…平岩紙
- 大場…竹中直人
- ???…岡村靖幸
アニメ映画「音楽」作品概要
本作の監督である、岩井澤健治監督により約7年の月日をかけ、ついに映画化されました。
現代のアニメーションにおいて、CG制作や分業制が主流の中、本作は作画枚数40,000枚越え(71分)を完全アナログのすべて「手描き」で行ったそうです。
また本作には「ロトスコープ」という、実際の人間の動きをトレース(モデル)にしてアニメーションに落とし込むという手法も、用いられており、登場人物の動きなどがクネクネとよりリアルに描き出されています。
クライマックスの野外フェスシーンは実際にミュージシャンや観客を動員し、ライブを敢行したそうです。
監督のこの作品への熱量と本気度が感じられますね!
声優のキャスティングにも注目で、伝説的サイケデリックバンド「ゆらゆら帝国」のボーカルギター「坂本慎太郎」さんが主人公の研二を熱演!
このキャスティングには原作の「音楽」ファンも驚いたのではないでしょうか。
他にも、原作「音楽」好きで自身もバンドを組んだりもしている、竹中直人さんやミュージシャンの岡村靖幸さん、新人女優の駒井蓮さんや、個性派俳優としての地位を確立した前田朋哉さん、平岩紙さんなどなど、かなり豪華な顔ぶれです。
また主題歌を担当するのは、「ドレスコーズ」の志磨遼平さん!
さらに演奏には元「N`夙川BOYS」のリンダ&マーヤさんが担当なさるようです!
ドレスコーズが映画「音楽」主題歌を担当、演奏にリンダ&マーヤ参加(コメントあり)https://t.co/zrSlVTeSRf pic.twitter.com/2TDLRZDnw2
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) October 19, 2019
また本作は、世界4大アニメーション映画祭「第43回オタワ国際アニメーション映画祭」において長編コンペティション部門を受賞しています。
アニメ映画「音楽」あらすじ
楽器も触ったこともない不良高校生の研二が、思いつきで太田や朝倉たちを誘い、ロックバンド「古武術」を結成します。
古武術をフェスに誘うメンバーの森田や、研二を敵対視する丸竹工業の大場などが、登場し、物語が進んでいくロック奇譚です。
アニメ映画「音楽」まとめ
2020年1月11日の劇場公開まで3ヶ月をきり、新しいチラシが完成しました!
メインビジュアルは、岩井澤健治監督による書き下ろしです。 pic.twitter.com/k1WbGElZml— 映画『音楽』2020年1月11日劇場公開! (@eiga_ongaku) October 19, 2019
何より印象的なのは、躍動感独特のセリフの間、メインビジュアルのキモカワでクネクネ動く絵柄ですかね。
手描きということで、筆の勢いなどが鮮明に現れ、キャラクターたちの躍動感や魅力がぐっと迫ってきますね!
声優として参加されている、坂本慎太郎さんのあのシブい声・・
もうこれだけで名作の予感しかしません!笑
坂本慎太郎さんがやっていたバンド「ゆらゆら帝国」ずきにはたまらない映画ですね。
もう坂本慎太郎さんの声を聞きにいくためだけに劇場に足を運んでも惜しくないです!
竹中直人さんや、主題歌を務める志磨遼平さんも「音楽」ファンを公言しているあたりからもわかると思いますが、この世界観を知ると、ずっぽりはまってしまうタイプの作品です。
「青春×ロック×バンド」というもう青春映画ファンにはたまらないテーマですし何より、坂本慎太郎さんの声、そしてドレスコーズが主題歌ということで、「音楽」ファンのみならず、音楽好きにも、たまらない映画になっています。
ぜひ劇場でご覧になってみてください!
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