映画「母との約束、250通の手紙」あらすじ(ネタバレ含む)と感想、作品情報をご紹介します。
2020年1月31日に日本公開されるフランス映画。
本作は、フランスの三島由紀夫とも言われている伝説の文豪「ロマン・ガリ」による
自伝小説「夜明けの約束」を原作に制作されました。
原作者ロマン・ガリの波乱に満ちた、数奇な人生を描いた本作です。
記事の内容
映画「母との約束、250通の手紙」作品情報
【日本公開】2020年1月31日
【監督・脚本】エリック・バルビエ
【原作】ロマン・ガリ
【原題】LA PROMESSE DE L’AUBE/PROMISE AT DAWN
監督・脚本にはサスペンス・スリラー作品である「蛇男」などを手掛けた、「エリック・バルビエ」監督。
「母との約束、250通の手紙」キャスト
- ピエール・ニネ
- シャルロット・ゲンズブール
- ディディエ・ブルドン
- ジャン=ピエール・ダルッサン
- キャサリン・マコーマック
そして、主人公「ロマン」を演じるのは、「イヴサンローラン」を演じ、その容姿や佇まい、演技力などで多彩な才能を発揮した、パリ出身の俳優「ピエール・ニネ」を起用。
その母「ニーナ」を演じるのは、数々の映画に出演し、世界的にも評価され、シンガーソングライターとしても活躍している「シャルロット・ゲンズブール」を起用しています。
「母との約束、250通の手紙」作品概要
✉️場面写真も初解禁!✉️
公開までお楽しみに。
映画『母との約束、250通の手紙』
2020年1月31日(金)公開!▼公式サイトhttps://t.co/kUWFUE9Ix6#母との約束250通の手紙 ✉️#promiseatdawn#シャルロット・ゲンズブール#ピエール・ニネ pic.twitter.com/bc4SKH0v7h
— 松竹洋画公式 (@shochiku_youga) August 7, 2019
フランスの文豪「ロマン・ガリ」による自伝小説、「夜明けの約束」原作の本作。
ロマン・ガリは元々ユダヤ系のロシヤ移民で、幼少期はポーランドにて過ごしていました。
彼が14歳の時、母とともにフランスニースに移り住み、フランスに帰化したようです。
その後はフランスで最も権威ある文学の最高賞「ゴングール賞」を、史上初2回も受賞しました。
また、外交官の職業にもついていたようで、フランス外務省に勤務していたようです。
映画監督としても活躍し、「ペルーの鳥」などの作品を生み出しました。
映画女優の「ジーン・セバーグ」と結婚しましたが、ジーン・セバーグは1979年に自殺。
翌年の1980年にロマン・ガリ自身も拳銃自殺をはかり、66歳の人生に幕を閉じました。
そんなロマン・ガリの自伝小説「夜明けの約束」。
所々に誇張やユーモアを加えてはいますが、ほぼノンフィクション作品です。
恵まれない生い立ちから、母の激励、そして母との約束を守り有名な文豪になった「ロマン・ガリ」。
彼のまさに小説のような人生を、映画化した本作です。
果たしてどのような映画になっているのでしょうか。
早速あらすじを見ていきましょう。
映画「母との約束、250通の手紙」あらすじ(ネタバレあり!)
伝説の文豪ロマン・ガリの人生の物語。
負けん気が強く、思い込みが激しいシングルマザーのニーナは、息子のロマンが将来、フランス軍で勲章を受け、外交官になり、作家として有名になると信じ込み、ロマンの才能を伸ばすことに命を懸けていました。
母とともにロシア、ポーランドと移り住み、そしてフランスに帰化します。
母の過剰なまでの期待や重圧に辟易としながらも、ロマンは母との約束を果たすべく、すさまじい努力をする。
後にロマンは、フランス自由軍に従軍し、そのころから毎週欠かさず母から激励の手紙が届くようになるのでした。
戦地で戦っていても、病に倒れながらも、手紙は毎週届きました。
そして、ついにロマンはパイロットとして活躍し、夢だった小説も出版されることが決定したのです。
ですが、欠かさず届き続ける母からの手紙はなぜか、作家デビューを喜ぶ様子はなかったのです・・
果たして、母・ニーナから送られ続けてきた手紙に隠された“本当のメッセージ”とは・・
映画「母との約束、250通の手紙」感想とまとめ
原作の「夜明けの約束」は数々の国で翻訳されている有名な小説です。
日本でも2017年に翻訳版が出版されたようです。
母の期待と愛情を一身に受けた息子・ロマン。
そして、その期待と約束を見事、果たしたロマン。
そこに込められた母の想いとは・・
母と息子の絆の物語。
これが実話に基づく物語というのは驚きです。
まさに「事実は小説よりも奇なり」
ぜひ!劇場でご覧になってみてください!!
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