サスペンス

「パラサイト 半地下の家族」ネタバレとあらすじ、結末と感想(最新情報!)

映画「パラサイト 半地下の家族」あらすじ(ネタバレ)と感想、作品情報などを中心にご紹介します。

失業中の一家の主、キテクは家族と細々と暮らしています。

ある日、息子のギウが裕福な暮らしをしている、パクという男の家での家庭教師に応募します。

ギウはその大豪邸で働くことになり、そこから予期せぬ事件に巻き込まれていくのですが…

前半と後半の展開トーンの違いとスピード感に、圧倒されてしまうコメディサスペンスの傑作です。

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映画「パラサイト 半地下の家族」作品情報

原題:Parasite (寄生虫)

公開日:2020年1月10日

監督:ポン・ジュノ

パラサイト 半地下の家族」登場人物とキャスト

キテク 役:ソン・ガンホ

パク 役:イ・ソンギュン

ギウ 役:チェ・ウシク

ヨンキヨ 役:チョ・ヨジュン

キテク役のソン・ガンホは1996年に映画デビューし、1999年「シュリ」で大ヒットします。

翌2000年「JSA」で大鐘賞男優主演賞受賞します。

ポン・ジュノ監督とも多く共作しており、2003年「殺人の追憶」でも大鐘賞男優主演賞を受賞しました。さらに2006年「グエムル」ではアジアフィルムアワードで主演男優賞を受賞しました。

大鐘賞男優主演賞3回、青龍映画賞主演男優賞3回受賞という演技派俳優として高く評価されています。

ギウ役のチェ・ウシクは2014年釜山国際映画祭で今年の俳優賞受賞、2015年青龍映画賞新人男優賞受賞しました。

2016年「新感染」にも出演し日本でも話題になりました。

パラサイト 半地下の家族」作品概要

今作品は、第72回カンヌ国際映画祭で、韓国映画初のパルム・ドールを受賞しました。

ポン・ジュノ監督は2003年「殺人の追憶」が大ヒットし一躍有名になり、大鐘賞の監督賞と作品賞を受賞。

続く2006年「グエムル」ではアジアフィルムアワード作品賞を受賞し、韓国を代表する若手監督して、世界でも有名になりました。

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映画「パラサイト 半地下の家族」あらすじ(ネタバレあり)

キム一家はなんと家族全員が失業中で、一家の主キテクは家族とその日暮らしをするのに精一杯な大変貧しい生活をしていました。

ある日、長男のギウがIT企業のCEOである、パク氏の豪邸に家庭教師の面接で訪れることになります。

そしてなんと妹のギジョンも、パク氏の末の息子の美術の先生として、兄に続いてパク氏の大豪邸に足を踏み入れることになりました。

さらに、父のキテクは、パク氏の車の中に、娘に下着を忍ばせさせ、パク氏の運転手がそのことで解雇された後に、運転手として、雇われることになります。

妻のチュンスクは、家政婦を結核に見立てて、まんまと家政婦として、パク氏の家に雇われることになりました。

パク氏一家がキャンプ旅行に行く間、キム一家は大邸宅を占有します。

ここから核心部分のネタバレが続きます。(ネタバレ注意!)

そこに、元々の家政婦のムーングァンが、地下室に忘れ物をしたと現れます。

彼女は、地下の秘密のシェルターを開くとそこには、借金取りから身を隠していた、彼女の夫のグンセが隠れていたのでした。

それを見た、チョンスクは、ムーングァンに秘密にしてほしいと懇願されるのですが、断ります。

そしたら、逆にムーングァンは、彼ら4人が家族であることを隠して、パク氏を騙そうと企んでいることを暴露すると脅しました。

そこに、パク氏からチョンスクに連絡が入り、大雨でキャンプが台無しになったので、今からすぐ帰るという連絡が入ります。

急いで、キム一家は、グンセを地下シェルターに閉じ込め、逃げるムーングァンも同じように押し込めようとしましたが、階段を転げ落とされたムーングァンは、致命傷を負ってしまいます。

パク氏一家が戻った時に、チョンスクは、パク夫人から、彼女の息子が、昔地下で幽霊を見たことでトラウマになっていることを話します。

他のキム一家3人は近くに隠れてその会話を聞いていたのですが、パク氏が、キテクは良い運転手だが、ホームレスのように臭いことを妻に不平を言っていました。

チョンスク以外のキム一家3人は、バレないようにパク氏の家を後にし、アパートに帰りますが、大雨で、家が水浸しになっていました。

次の日、パク夫人は、息子のために豪華な誕生日会を開きました。

ここを開くと結末のネタバレ!映画を見ていない人は注意!(閲覧注意!)

キテクの長男、ギウが、地下の様子を見に行くと、待ち伏せしていたグンセに襲われます。

地下からパーティへ走り出した、グンセは、キテクの娘ギジョンに襲いかかり、胸を刃物で刺してしまいます。

その様子を見た、パク氏の息子のトラウマが蘇り、発作で倒れてしまいます。

キテクが、ギジョンの止血をしていると、パク氏が、パク氏の息子を病院に運ぶよう叫びました。

キテクは、パク氏に車の鍵を投げると、その鍵は、戦っているチュンソクとグンセの間に落ちます。

グンセが気を取られたその時、肉串で、チュンソクはグンセを刺殺してしまいました。

鍵を取りにきたパク氏ですが、キテクの臭いを嫌がるそぶりをみせたことに気がついた、キテクは、彼に致命傷を負わせ殺害してしまいます。

ーーーーーー

数週間後、ギウは昏睡状態から目覚めます。

ギウは、チョンスクとともに、詐欺罪で保護観察処分が下されます。

キテクの娘のギジョンは、グンセに刺された傷がもとで亡くなっていました。

パク氏殺害の容疑で、指名手配されているキテクは、消息がわかっていません。

最後に、ギウが公園にいると、パク氏の家の方向から、光のモールス信号が送られてきました。

ギウは、父キテクが送ってきたものであることを理解し、彼が、パク氏の地下シェルターに隠れていることを知るのでした。

ギウは、父を解放すべく、十分なお金を稼ぐことを誓いました。

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映画「パラサイト 半地下の家族」感想

既に韓国では公開されており、映画祭などでも上映されたことで、非常に注目され感想も沢山上がっていました。

韓国の人にとっての地下と言うのはそういう意味なのか

というなかなか文化を理解してないと難しい、という感想も多く見られました。

一方で、ポン・ジュノ監督作品でよく感じる 

テンポがとてもいい

といういつもの小気味いいフットワークの良さで、ジェットコースターのように流れるように観ることができるようです。

また映画のカテゴリとしてブラックコメディと銘打っていることから

前半は笑っていられるが、後半のスリリングな、サスペンス展開が引き込まれてしまう
後半が怖かった!

という声もあがっていました。

前半の軽いノリと、後半の驚きの思わぬ展開に、ちょっと心の準備がついていかない感もあるようです。

映画「パラサイト 半地下の家族」ネタバレとあらすじまとめ

映画「パラサイト 半地下の家族」あらすじ(ネタバレ)と感想、作品情報などを中心にご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

ポン・ジュノ監督は、カンヌ国際映画祭の結果が出る前に

「この作品はあまりにも韓国的で、韓国の観客が観てようやく理解出来るディテールが散りばめられている」

とコメントしたように非常に文化的な側面が、色濃くある内容になっています。

一回目では、なぜそうなってしまうのか、中々意味を理解できないところもあり、何度か見る中で、ようやく意味がわかってくることもある映画となっています。

今や世界中で話題になっておりアカデミー賞の呼び声も高いこの作品、是非ご自分の目で確かめてみてください。

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