伝記

『永遠の門 ゴッホが見た未来』ネタバレとあらすじ、感想(最新情報!)

フランス・イギリスで製作された、フィンセント・ファン・ゴッホの伝記映画『永遠の門 ゴッホが見た未来』が、2019年11月8日に日本で公開されます。

早速、作品紹介とあらすじ(ネタバレあり)、映画の評判や感想をご紹介したいと思います。

本作は、第75回ヴェネツィア国際映画祭で最優秀男優賞を獲得、第76回ゴールデングローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)、第91回アカデミー賞主演男優賞にそれぞれノミネートされるなど、賞レースを賑わせたことで話題となりました。

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『永遠の門 ゴッホが見た未来』作品紹介

作品紹介

【日本公開】2019年11月8日

【原題】At Eternity’s Gate

【製作国】フランス/イギリス合作

【監督】ジュリアン・シュナーベル

【脚本】ジュリアン・シュナーベル/ジャン=クロード・カリエール

キャスト

フィンセント・ファン・ゴッホ:ウィレム・デフォー

ポール・ゴーギャン:オスカー・アイザック

牧師:マッツ・ミケルセン

ポール・ガシェ医師:マチュー・アマルニック

作品概要

本作は、天才画家フィンセント・ファン・ゴッホの人生を辿りつつ、監督を務めたジュリアン・シュナーベルの、独自の解釈を加えた伝記映画となっています。

シュナーベルは、『夜になるまえに』(2000)や『潜水服は蝶の夢を見る』(2007)などの作品を監督したことで知られていますが、画家としても著名な人物であり、ゴッホについても造詣が深いようです。

本作の撮影は、ゴッホが晩年を過ごした南仏の土地で撮影が行われています。

ゴッホの描いた絵画の色彩と光を、映像を通して、彼の息遣いと共によりリアルに味わうことができることが期待されます。

主人公のゴッホを演じたのは、幅広い分野で様々な役を演じ分けることで知られる、ウィレム・デフォー

『プラトーン』(1986)、『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』(2000)、『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(2017)で、三度のアカデミー賞助演男優賞にノミネートされていますが、主演男優賞へのノミネートは本作が初となります。

また、ゴッホの人生に大きな影響を与えることとなる画家ポール・ゴーギャン役を、『スター・ウォーズ』シリーズのポー・ダメロン役でおなじみの、オスカー・アイザックが務めています。

他に、テレビドラマシリーズ『ハンニバル』で、ハンニバル・レクター役を演じて人気を集めるなど、多くの作品で圧倒的な存在感を放つマッツ・ミケルセンが、牧師役として出演しています。

本作のゴッホ役を演じたウィレム・デフォーは、晩年のゴッホの孤独さ、複雑かつリアルな人生観・死生観を見事に表現しました。

その演技は、シュナーベルに「この役はデフォーにしか考えられなかった」と言わしめるほどのもので、多くの映画賞においても絶賛され、第75回ヴェネツィア国際映画祭で最優秀男優賞を獲得しました。

さらに、第76回ゴールデングローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)、第91回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。

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『永遠の門 ゴッホの見た未来』のあらすじ(ネタバレあり!)

子供の頃から精神病を患い、人間関係を上手く築けずにいた孤独な画家フィンセント・ファン・ゴッホ(ウィレム・デフォー)

同じく画家であるポール・ゴーギャン(オスカー・アイザック)と才能を認め合い、同居するに至りますが、ある衝撃的な事件を引き起こし、その生活も幕を閉じることになります。

多くの名画を世に送り出した天才画家ゴッホの謎に包まれた人生、その目に映っていたものとは――?

 

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ヴィンセント・ヴァン・ゴッホは、1888年にパリに向かうべく、田舎道を歩いています。

彼は、そこで羊を放牧している若い女性に出会います。

彼は彼女に魅了され、簡単にスケッチしても良いか尋ねます。

彼女は驚いて、彼女の何が彼を惹きつけるのか聞くのでした。

その後、彼はパリにたどり着きます。

そこでポール・ゴーギャンと出会い、彼らはパリの芸術コミュニティにおける美学と芸術生活についての考えを話し合いました。

そのあとゴッホは、パリ在住の兄テオを訪れた後、アルルの南フランスまで、徒歩で歩き続けます。

ゴッホは、いつも芸術的で感情的に疲弊してしまっている状態でした。

彼は時折、アルル周辺の田舎の風景に対する、審美的な美しさによって足を止められ、そのまま、キャンバスやパレットを開いて、風景を油絵の具で描いていきました。

アルルに到着したゴッホは、地元の黄色い家の中の、空いている部屋に住みつきます。

ゴッホはアルルの地で、季節によって移りゆく美しいものを、時間とともに失ってしまわないように、キャンバスの上に、その美しさを止める芸術的な方法を模索し続けます。

ゴッホは、地元の女性からもらった、スケッチブックがお気に入りで、地元の風景のスケッチでそのスケッチブックを埋め尽くすのでした。

彼は、

「風景を見るのではなく、その背後にある永遠だけを見たい

「自然にも意味がなければ、自然のようなものはあり得ない」

などの哲学的および実存的な、さまざまな質問を考え続けます。

ゴッホは、アルルの風景を描き続けるためにできるだけ多くの時間を使いたいと考えるようになります。

そんなゴッホでしたが、たまたま校外学習に来ていた学生たちが、彼の絵を真似し始めることに嫌悪感を抱きます。

それが、態度にあわられてしまい、学校の教師たちや生徒に伝わってしまい、役人に報告が入ってしまいます。

彼の兄弟のテオが、役所によって、パリから呼ばれます。

その時、テオは、ゴッホのことを理解してくれる、ゴーギャンを連れていきます

ゴーギャンが来てくれたことで、安堵したゴッホでしたが、彼との間もギクシャクしてしまいます。

パリに戻ることになったゴーギャンに対して、彼に芸術的な和解を示すために、ゴッホは自らの耳を切り落としてしまいます

ただ、ゴーギャンはすでにパリへと発ってしまったあとで、地元の売春婦にその切り取った耳を渡してしまい、困惑した売春婦は当局に報告します。

ゴッホは回復のために、近くのサンレミドプロヴァンスの精神病院に送られます。

しばらくその精神病院で治療を受けた後、同情的な監督牧師によって釈放されますが、アルルの町当局が、ゴッホがアルルに戻る許可を出さなかったため、ゴッホは、オーヴェルシュルオワーズ(パリの近く)に行くことになります。

ここを開くと、結末までのネタバレがあります!(閲覧注意!)

ゴッホはオーヴェルの地でも、風景画を描き続けます。

ある日、人里離れた敷地の中庭で絵を描いている間、猟に来ていた2人の若者が、彼の創作活動を馬鹿にして邪魔するのでした。

彼らがいたずらで撃った散弾銃が彼に当たってしまいます

若者たちは、ゴッホにこのことを内緒にしてくれと言って、散弾銃を川へ捨てて、逃げて行ってしまいました。

オーヴェルスの自宅に戻ったゴッホは、病院に連れて行かれますが、ゴッホは、「自分で撃った」と若者たちをかばいました。

彼の兄テオが、パリから駆けつけましたが、ゴッホはすでに息絶えていました。

その時ゴッホは38歳の若さでした。

ゴッホは待ち焦がれた「永遠の門」をくぐっていくのでした。

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『永遠の門 ゴッホの見た未来』の口コミと感想

ウィレム・デフォーの演じるゴッホが、ゴッホの自画像にそっくり。
デフォーの演じるゴッホ、はまり役の予感!
神話的な画家の姿ではなく、病と闘う不器用な一人の男の姿が描き出されている。
マッツ・ミケルセンの演技が楽しみ。

本作でゴッホを演じるウィレム・デフォーは、多彩な役柄を演じることで有名な俳優です。

ジュリアン・シュナーベルの独自の解釈の中、「一人の人間」としてのゴッホの姿が掘り下げられることになりそうです。

また、独特な存在感を持ち、人気の高いマッツ・ミケルセンの演技を心待ちにしている映画ファンも多いようです。

本作では牧師の役を演じており、ゴッホの人生においてどのような役割を果たすのかも気になります。

多くの批評家に絶賛されたというデフォーの演技によって、繊細で孤独なゴッホの人間的な姿が、新鮮に照らし出されることが期待できそうですね。

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