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「HELLO WORLD 」ネタバレとあらすじ、感想(最新情報!)作られた記録世界で守るべきものとは!

「たとえ世界が壊れても、もう一度、君に会いたい」

時空を越えて交わる世界の中で、運命と戦う少年少女たちのSF青春ラブストーリー。

2027年の京都が舞台となっていて、伏見稲荷大社や上賀茂神社など、京都を代表する名所の数々が登場する、アニメーション作品となっています。

「HELLO WORLD」早速、あらすじ(ネタバレあり)や作品情報など、見ていきましょう!

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「HELLO WORLD 」作品情報!

作品紹介

【日本公開】2019年9月20日

【タイトル】『HELLO WORLD 』

【監督】伊藤智彦

【脚本】野崎まど

【キャラクターデザイン】堀口悠紀子

【製作】市川南、大田圭二

【企画・プロデュース】武井克弘

【プロデューサー】馮年

【アニメーションプロデューサー】森口博史、二木啓輔

【配給】東宝

【アニメーション制作】グラフィニカ

キャスト

  • 堅書直実(かたがき なおみ):北村匠海
  • カタガキナオミ:松坂桃李
  • 一行瑠璃(いちぎょう るり):浜辺美波
  • 勘解由小路三鈴(かでのこうじ みすず):福原遥
  • 徐依依(シュー・イーイー):寿美菜子
  • カラス:釘宮理恵
  • 千古恒久(せんこ つねひさ):子安武人

作品概要 

大ヒット映画『時をかける少女』『サマーウォーズ』で助監督を経て、『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール- 』を大ヒットへと導いた、伊藤智彦監督の最新作。

キャラクターデザインを担当したのは、大人気アニメ『けいおん!』『らき☆すた』堀口悠紀子

堅書直実(かたがき なおみ)の声を担当する北村匠海は、今作が声優初挑戦で主演をつとめている。

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「HELLO WORLD 」あらすじ(ネタバレあり!)

公開前から話題の映画『HELLO WORLD』ですが、すでにノベライズが発売されている作品となっています。

映画のあらすじと加えて、ノベライズのネタバレもご紹介したいと思います。

時は2027年。

京都に住む高校生・堅書直実(かたがき なおみ)は内気で、優柔不断な少年でした。

そんな直実の前に、ある日一人の青年が現れたのです。

青年は、カタガキナオミと名乗り、10年後の未来からきた直実自身だと言うのでした。

そして“同級生の一行瑠璃(いちぎょう るり)と結ばれるが、その後に瑠璃は事故で命を落としてしまう”と未来を語り始めたのです。

未来からきたナオミは、彼女を救う手助けをしてほしいと直実へ頼むのでした。

悩んだ末に協力することを約束し、ナオミのことを“先生”と呼ぶことにした直実。

しかし協力をしていく中で、直実は瑠璃に迫る運命や、ナオミの本当の目的など、隠された真実を知っていくのでした。

※以下ノベライズ版のネタバレ注意

ここを開くとネタバレが書いてあります(閲覧注意!)

未来から来たというナオミは、直実の暮らすこの世界が“過去が記録されて作られた世界”であると語りました。

ナオミの世界には“アルタラ”という記憶装置があり、2020年にそのアルタラへ“京都の記憶を全て記録する”という実験が行われ、その結果出来上がったデータでできた世界がこの世界だと言うのです。

アルタラ内の人間が、この世界がデータであるということは、通常は絶対に分からないとのことでした。

実際のところ、ナオミ自身はデータにアクセスしているだけということで、実体はなく、直実以外の人物に姿が見えていないどころか、その身体はあらゆる物体をすり抜けました。

2027年の直実と、恋人になるらしい瑠璃には、接点がほとんどありませんでした。

人付き合いが苦手な直実と、真逆なタイプの瑠璃。

直実は最初は信じることができませんでしたが、瑠璃をみて涙するナオミを前に少しずつ信じ始めます

まだ付き合いたての頃、二人で一緒にいった花火大会の日に、瑠璃は運悪く落雷事故にまきこまれて命を落としてしまったと語るナオミ。

まだ何も思い出を作ることができなかった悔しさから、せめてデータの中だけでも彼女の幸せな記憶がほしいと。

しかし、データにアクセスしているだけのナオミは、物に触れることもできなければ、直実意外と会話をすることもできません。

そこで直実の力が必要ということだったのです。

引っ込み思案な直実は悩みましたが、真剣なナオミの眼差しと、ほのかに抱えていた瑠璃への気持ちを胸に、協力することを約束したのでした。

二人が行うことは二つ。

一つ目は“事故を防ぐこと”

そして、もうひとつは“瑠璃と付き合うこと”

事故を防ぐことに関しては、すでにナオミが用意をしていました。

それは“神の手(グッドデザイン)”という名の秘密のアイテム。

神の手は、アルタラのデータそのものにアクセスをして、世界を書き換えることができるというものでした。

“直接触れたもの”ということと“複雑なものの生成には時間がかかる”という制約があり、扱えるようになるまでには時間が必要でしたが、それでも事故への対応は何とかなりそうでした。

問題は“瑠璃と付き合うこと”です。

ナオミが用意していたのは“最強マニュアル”と書かれた一冊のノートでした。

それは、過去にナオミが実際におこなって、瑠璃と付き合うことができた記録のノートです。

成功事例があるなら問題ないと、二人はそのノートに従って、瑠璃と距離を縮めていくのでした。

大きなきっかけとなったのは、毎年恒例となっているチャリティーの古本市。

瑠璃は、亡くなった祖父の形見の本を多数持ち寄ったのですが、不幸にも小火がおきてしまい、瑠璃の持ってきた本が全て燃えてしまったのです。

古本市は中止ということになるのですが、これもナオミの記録通り。 直実は納得できませんでした。 なぜ知っていたなら止めなかったのかと、ナオミに問います。

しかしナオミは、ここで違ったことをすれば、出来事は変わり、最強マニュアルが役に立たなくなる可能性があると言うのです。

ナオミの言うことも理解できるものの、目の前で悲しむ瑠璃を放っておけなかった直実は、神の手を使って、こっそりと古本の一部を修復して「別の場所に保管していて無事だった」と告げるのでした。

なんとか古本市は開催できたものの、瑠璃は自分の目の前で確かに燃えてしまった本が戻ってきたことに違和感を感じます。

しかし、その違和感は嫌なものではなく、むしろ、不思議な力で自分を助けてくれたヒーローなんじゃないかという、好意に近い気持ちでした。

徐々に距離を縮め、なんとか交際をはじめるにいたった直実と瑠璃。

運命の花火大会の日、直実は瑠璃を誘いませんでした。

もちろん、事故を回避するために。

これでなんとか大丈夫だろうと思っていたのもつかの間、二人の前に現れたのは不穏な様子の狐面を付けた集団でした。

集団は、アルタラのデータを、正しいルートですすめようとする“自動修復システム” 事故を回避しようとしている直実と瑠璃を、事故にあわせるために現場へ無理やり連れて行こうとしているのでした。

戸惑う直実に向かってナオミは告げます「時間が過ぎるまで戦え」 事故の時間さえ過ぎてしまえば彼女を守りきれるということで、直実は必死に神の手を用いて戦いますが、狐面の数はまったく減る気配がありません。

あっという間に囲まれてしまい、瞬きをした次の瞬間には事故現場へと連れて行かれてしまいました。

瑠璃の命を奪う落雷まであとわずか。

絶体絶命のなかで直実が生み出したのは、ひとつのブラックホールでした。

そのブラックホールは落雷を飲み込み、瑠璃は怪我ひとつ無く助かったのです。

直実は瑠璃を抱きしめながら泣いて喜びました。

ここを開くとさらなるネタバレが書いてあります(閲覧注意!)

そんな二人の横でたたずむナオミは、静かに口を開きました。

「“器”と“中身”の統一が必要だった。今なら“同調”できる」

わけの分からない様子の直実を無視し、ナオミは直実から神の手を奪うと、神の手はカラスへと姿を変えました。

そして、ナオミは瑠璃を檻へと閉じ込めたのです。

「彼女は死んだんじゃない。脳死になったのさ」

ナオミの本当の目的は、データ世界で作り上げた瑠璃の中身を持ち帰り、自分の世界の瑠璃の中へうつすことでした。

「ありがとう。さようなら」と、嬉しそうな笑顔で瑠璃を連れ去ったナオミは姿を消し、一人取り残された直実は、呆然と宙を見ていることしかできませんでした。

2037年。 病室では瑠璃が10年ぶりに目を覚ましました。

ナオミは涙を流しながら喜びます。

“アルタラセンター システム管轄 メインディレクター”という、アルタラにアクセスできる権限を手に入れるのは、簡単なものではありませんでした。

しかし、この日のためだけに、瑠璃を失ったあの日から死に物狂いで努力をしてきたのです。

アルタラ世界から、瑠璃を持ち帰ったことで、データには重大なエラーが発生していました。

それは修復で追いつくレベルのものではなく、削除と再構成が必要なほどの重大なダメージです。

つまり、一度データを消すということは、共に瑠璃のために戦ってきた、直実もろとも世界を消すということ。

それでもナオミはためらいませんでした。

直実の目の前で世界は消えていきます。

狐面たちが神の手をつかうたび、世界は無へと変わっていきました。

世界が歪み、消えていく中で、直実は死を覚悟します。

しかし、目の前で渦を巻く空間が、瑠璃を連れ去った歪みに似ている気がした直実

ここで待っていても、消えるしかないのならと、一か八かでその渦へと身を投じるのでした。

そしてたどり着いたのは、どこかの神社でした。

声がして振り返ると、そこには一羽のカラスが。

「あなたの味方です。あなたの手で一行瑠璃を取り戻すのです」

と言うと、カラスは直実の手で神の手へと姿を変えたのです。

空間は歪み、直実はナオミとリンクし始めます。

10年分のナオミの記憶や感情が流れ込んできます。

瑠璃を失ってからの辛く長い日々。

目的のために、血の滲むような努力をし、何度も失敗を繰り返しました。

幾度も身体に傷を負い、左足が動かなくなてもなお、諦めることなく挑戦し続けて、やっとナオミと直実は出会ったのです。

その全ての感情や記憶が、直実へと入り込むのでした。

一方、病室で目を覚ました瑠璃は戸惑っていました。

眠っている間に10年もの月日が流れていたのです。

知らない間に変わってしまっていた世界、10歳も年をとった自分の容姿、すべてに戸惑うのも無理はありません。

しかし、目の前で涙を流しながら喜ぶナオミの姿を見て、“10年もの間、自分を愛し続けて、自分のために生きてくれたのか”と、現実として受け入れようと思い始めるのでした。

そんな時、ふと瑠璃の脳裏に、ひとつの思い出がよみがえったのです。

それは、直実へ淡い気持ちを抱き始めたきっかけの出来事。

「あの、本…」と口にしかけるも、ナオミは「あの本?」と分からない様子でした。

そこで瑠璃の口から出たのは「あなたは、堅書さんじゃない」の一言でした。

目の前の瑠璃の中にいるのは、“本を救ってくれた直実に恋する瑠璃”なのです。

ここを開くと結末ネタバレが書いてあります(閲覧注意!)

ナオミの頭の中は、真っ白になりました。

それでも、まだシラをきりとおせると思ったのですが、予想外の訪問者にナオミは戸惑います。

病室へと入ってきたのは、狐面でした。

狐面は“自動修復システム”

アルタラというデータ世界にしか存在するはずの無いものです。

ナオミは、ここもアルタラの中なのかと悟りました

そして、なぜ狐面がここへやってきたのか。

中身に別世界のデータを宿して“異物”となった瑠璃を排除するためだ、と察して絶望するナオミ。

自分が瑠璃のデータを持ってきてしまったばかりに、目の前で瑠璃が消されそうになる。

今までの苦労が全て水の泡になるだけでなく、愛する彼女を自分のせいで本当に死なせてしまうと、ナオミの心は限界を迎えようとしていました。

そこへ現れた神の手をもつ直実。

かつての神の手とは比べ物にならない力で、狐面を吹き飛ばした直実は、瑠璃を抱きしめて「帰りましょう。僕達の場所に」と告げると、ナオミを殴り飛ばして病室を飛び出しました。

波のように、次から次へと襲い来る狐面をあしらいながら逃げる直実と瑠璃。

しかしその量は膨大で、次第に追いつかれてしまいそうになります

狐面たちがすぐそこまで迫ったとき、現れたのは一台の車でした。

狐面をなぎ倒しながら走り寄る車の運転席にはナオミの姿が。

「こんなことがしたかったわけじゃない、彼女の笑顔がもう一度見たかっただけなんだ

と、二人を元の世界に戻すことを決意した様子のナオミ。

愛する人を取り戻すことより、愛する人が幸せであることを選んだのでした。

三人は、直実たちが元の世界へ戻るためのキーポイントである“京都駅”へと向かいました。

京都駅の大階段へ神の手を使うと、元の世界への扉が現れました。

瑠璃はナオミへ「あなたは堅書さんなんですか?」と問います。

しかし「いいや、堅書直実はあいつだ」と答えるナオミ。

“世界が壊れても、もう一度会いたい”と願っていたはずの相手にかけるには、辛すぎる言葉でしたが、それでもナオミは瑠璃をもとの世界へ返すことを選びます。

扉をくぐる直前、ふいに瑠璃はナオミを抱きしめました

「あなたは、私を愛していてくれたんですね。ありがとう。さようなら」

そう告げると、笑顔で扉をくぐり、その姿は光へとけて消えました。

ナオミの頬を、涙が伝いました。

瑠璃は無事に元の世界へと帰りましたが、狐面の攻撃は止みません。

直実にその理由はわかりませんでしたが、ナオミはよくわかっていました。

直実へ「神の手で、今すぐ俺を消せ」と告げます。

狐面の“自動修復システム”は、重複する二つの存在を狙っていたのでした。

どちらかが消えれば事は収まると言われ、必死に拒絶する直実。

なんとか敵を倒そうと神の手を使うも、強大な姿へ形を変えた狐面にはかなうこともできません。

容赦なく襲い来る攻撃は、直実を守るために盾となったナオミの身体を貫きました

直実は、ナオミを痛みから解放するためにも神の手を使います。

そしてナオミが消えると、狐面も姿を消したのでした。

アルタラのシステム本部では、自動修復システムが停止されました。

それは、ただの記録媒体だったアルタラが、ひとつの独立した世界として動き始めた瞬間でした。

直実の目の前には瑠璃の姿がありました。

二人とも、16歳の姿です。

お互いを確かめるように抱き合いました。

ここがどこの世界かも分からないものの、だからこそ何でもできるんだという確信がありました。

これから離れることなく、幸せになろうと強く誓う直実でした。

目を覚ましたナオミの耳に届いたのは「器と中身の同調が必要だったんです」という女性の声でした。

それは、直実が使っていた神の手が、カラスの姿をしていたときに発していた声と同じものでした。

徐々に焦点の定まる瞳に映ったのは、見間違えるはずが無い瑠璃の姿でした。

「あなたは大切な人のために動いて、ようやく“器”と同調したんです」

涙を流しながらも笑顔を見せながら、瑠璃はナオミを抱きしめました。

ナオミもまた、やせ細った腕で、瑠璃を抱きしめかえすのでした。

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「HELLO WORLD 」感想

公開前から話題の映画『HELLO WORLD』

とても魅力的なCMが放送されていて、期待値はかなり高い作品となっています!

ノベライズ版の評価も高いことから、映画を楽しみにしている方はかなり多いようですね。

SAOの監督の最新作!楽しみ!

予告でみてからすごい気になってる…!観にいこうかな!

小説読んでから予告みたら涙がとまらない…映画楽しみ!!

SNS上では数々の期待の声が上がっています。

SF要素はもちろん、青春模様もあれば、少年の成長過程なども盛りだくさんで、とてもすばらしいストーリーなので、ぜひもっと脚光を浴びてほしいところですね。

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