美しい海と悲劇の愛…!『世界の涯ての鼓動』あらすじ(ネタバレ含む)を中心に見ていきたいと思います。
ドイツの名匠ヴィム・ヴェンダース監督の新作で、ジェームズ・マカヴォイ、アリシア・ヴィキャンデル主演のラブ・サスペンス映画『世界の涯ての鼓動』が、8月2日に公開されます。
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美しい海の光景と、シリアスな雰囲気のストーリーという対比がとても印象的です。どんな作品になるのでしょうか?
『世界の涯ての鼓動』作品紹介
【日本公開】2019年8月2日
【製作国】アメリカ・フランス・スペイン・ドイツ
【製作年】2017年
【原題】Submergence
【監督】ヴィム・ヴェンダース
ジェームズ・モア:ジェームズ・マカヴォイ
ダニー・フリンダース:アリシア・ヴィキャンデル
作品概要
本作は、ジェームズ・マカヴォイ演じるMI-6の諜報員と、アリシア・ヴィキャンデル演じる生物数学者が、世界の運命がかかった、危険な任務をそれぞれ背負いながらも、運命的な恋に落ちるラブ・サスペンス映画となっています。
本作では、ノルマンディー、グリーンランド、南ソマリアが主な舞台となっています。
その光景の美しさ、荘厳さは見る者を圧倒し、強烈なインパクトをもって、ロマンティックかつスリリングな物語の中へと引き込みます。
本作の監督を担当したのは、ドイツ出身の映画監督ヴィム・ヴェンダースです。
1970年~80年代、ロードムービーの名手として、ニュー・ジャーマン・シネマを引っ張ってきたドイツの名匠です。
ヴェンダースの手掛けた作品は、世界的にも評価が高く、『パリ、テキサス』(1984)でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを、『ベルリン・天使の詩』(1987)で監督賞をそれぞれ獲得し、『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』(2011)では第84回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされました。
また、キャストには、『X-MEN』シリーズのプロフェッサーX役で知られる、ジェームズ・マカヴォイと、第88回アカデミー賞助演女優賞を獲得した『リリーのすべて』(2015)や、『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(2018)など、多くの話題作に出演している、アリシア・ヴィキャンデルが、主役の二人を演じています。
『世界の涯ての鼓動』のあらすじ(ネタバレ注意!)
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生物数学者のダニー(アリシア・ヴィキャンデル)と、MI-6の諜報員のジェームズ(ジェームズ・マカヴォイ)は、ノルマンディーの海辺のホテルで運命的な出会いを果たしました。
たった5日間で情熱的な恋に落ちた二人。
しかし、ジェームズには、南ソマリアに潜入し、爆弾テロを阻止するという任務が、一方のダニーには、グリーンランドの深海に潜り、地球上の生命の起源を解明するための調査が、待っていました。
ダニーは自分の任務が命に関わるものであることを恐れていましたが、それぞれの背負う重大な役目を果たすべく、決別の時がやってきます。
しかし、別れの際に、引き裂かれるような胸の痛みを感じ、二人は互いが生涯の相手なのだと気づくのでした。
ここからネタバレ!(ネタバレ注意!)
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やがて、ダニーの抱いていた恐れが現実となり、彼女の乗った潜水艇が、海底で操縦不能になってしまいます。
一方ジェームズも、ソマリアでジハード戦士に拘束され、命の危機にさらされます。
死の闇が目前に迫る中、愛に救いを求める二人。
果たしてダニーとジェームズは、極限の死地を脱出し、再び結ばれることができるのでしょうか?
『世界の涯ての鼓動』の口コミ・感想
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『ミスター・ガラス』、『X-MEN』に続き、またジェームズ・マカヴォイが劇場で見られる!
ジェームズ・マカヴォイとアリシア・ヴィキャンデルの組み合わせが最高!
主役二人が、ジェームズ・マカヴォイ、アリシア・ヴィキャンデルという、今勢いのある、実力俳優が務めている、という点に注目している人も多いようです。
特にマカヴォイについては、多重人格のミステリアスな男を演じる『ミスター・ガラス』、X-メンのリーダーであるプロフェッサーX役の『X-MEN:ダーク・フェニックス』が、今年すでに公開されています。
また、主演を務める『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』の公開も、今年の秋に控えています。
本作はこれらの作品とはがらりと雰囲気が変わり、ラブストーリーとなっています。
また新たなマカヴォイの一面を、本作で見ることができそうです。
『世界の涯ての鼓動』という邦題が素敵!
海のシーンなど、映像が美しい。
ヴィム・ヴェンダース監督の新作、待ってました!
切なくて面白そう…。二人の愛を引き裂かないでほしい!
多くの名作を世に送り出してきたヴィム・ヴェンダースのファンからも、本作の公開を楽しみにする声が多いようです。
『パリ、テキサス』のような、広大な映像観を持ち味とするヴェンダースの作品、ということで、美しい映像を楽しみにしている映画ファンの声も多いようです。
マカヴォイとヴィキャンデルのロマンティックなシーンや、本作の舞台であるノルマンディーやグリーンランドの壮大な光景が、圧倒的な映像美で映し出されることが期待できます。
この夏、劇場に足を運んで、海を舞台にした切ないラブストーリーを見るのもいいのではないでしょうか?



