『人間失格』といえば、「恥の多い生涯を送ってきました。」の一文で有名な、太宰治の小説を思い浮かべることと思います。
本作は『人間失格』の作者であり、『人間失格』を執筆した一ヵ月後に自殺した、太宰治本人と、太宰治が愛した三人の女性との間に起きた実話を、写真家としても知られる、蜷川実花が映画化しました。
「人間失格 太宰治と3人の女たち」あらすじ(ネタバレあり!)見ていきましょう!

記事の内容
『人間失格 太宰治と3人の女たち』作品紹介
公開:2019年9月13日
監督:蜷川実花
脚本:早船歌江子
- 小栗旬:太宰治役
- 宮沢りえ:津島美知子役
- 沢尻エリカ:太田静子役
- 二階堂ふみ:山崎富栄役
- 千葉雄大:太田薫役
- 瀬戸康史:伊馬春部役
- 高良健吾:三島由紀夫役
- 藤原竜也:坂口安吾役
- 成田凌:佐倉潤一役
孤独で壮絶な人生を駆け抜けた、太宰治という作家の人生を、主演の小栗旬さんが演じます。
他に、蜷川実花監督の「ヘルタースケルター」で主演をつとめ、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を獲得した、エリカ様こと沢尻エリカさんが、太宰の愛人、太田静子役です。
「湯を沸かすほどの熱い愛」で数々の賞を総なめにした宮沢りえさんが、太宰の妻、津島美知子を演じます。
映画、ドラマ、CM、バラエティー等、多方面で活躍し、若手ナンバーワンともいえる実力派女優、二階堂ふみさんが、太宰と入水自殺をする愛人の山崎富栄役など、豪華実力派女優キャストが、名前を連ねます。
作品概要
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木村伊兵衛写真賞等、数々の写真賞を受賞し、女優、写真家、映画監督と、多才な蜷川実花監督の映画「ヘルタースケルター」(2012年7月14日公開)、「Diner ダイナー」(2019年7月5日公開予定)に続く作品です。
妻子がありながら別の女性と恋に落ち、さらには愛人と共に自殺してしまった作家、太宰治の、まさに『人間失格』とも言える、実話をもとにつくられたフィクションストーリーです。
蜷川実花監督が、この物語を思いついた時から、太宰治役に決めていたという、主演の小栗旬さんは、「この大役を引き受けるかどうか、大変悩みました。」と語っています。
『人間失格 太宰治と3人の女たち』主題歌は?
「人間失格 太宰治と3人の女たち」の木になる主題歌ですが、東京スカパラダイスオーケストラの「カナリヤ鳴く空 feat.チバユウスケ」です。
蜷川さんは、映画を構想していた時にすでに、楽曲はこれで行きたいという強い思いがあったようです。
『人間失格 太宰治と3人の女たち』あらすじ(ネタバレ注意)
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酒に溺れ、女にだらしのない自堕落な生活をしながらも、人類まれにみるほどの才能で人気をかもした作家、太宰治。
2人の子供を育て、お腹には3人目を身ごもりながらも、奔放な生き方をする太宰を、陰で支え、強い芯と包容力にあふれた、作家の妻の鑑、津島美知子。
太宰から才能を買われ、愛するが故に妻のある彼との間に子供を望み、彼の執筆のために自身の日記をも提供した、一途で天真爛漫な、太宰の弟子であり愛人の太田静子。
戦地に赴いたまま戻らない夫を待ち続け、まじめな未亡人として美容師をしていたけれど、太宰と恋に落ち、共に死ぬことを願って思い詰めていった、太宰の最後の女、山崎富栄。
自身の小説のモデルにまでした、3人の女と関係を持ち、太宰治の最後にして最高の傑作『人間失格』を書き上げるとともに、愛人と川に身をなげて自殺した文学界の大スターの、日本中を震撼させたスキャンダルと、太宰が愛した3人の女性との知られざる日々が、今、スクリーンで明らかになります!
また、詳しい情報や追加ネタバレが入り次第、追記していきます!
『人間失格 太宰治と3人の女たち』感想と口コミ
豪華すぎる男性キャスト一挙解禁‼️
『人間失格 太宰治と3人の女たち』
___________#成田凌 as 佐倉潤一
#千葉雄大 as 太田薫
#瀬戸康史 as 伊馬春部
#高良健吾 as 三島由紀夫
#藤原竜也 as 坂口安吾
___________#映画人間失格 pic.twitter.com/sVPKNDiWyJ— 映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』 (@NSmovie2019) 2019年5月23日
こんなキャスト見たことない!キャストが豪華すぎる
絶対にみないとあかんやつやん
と、豪華キャストなだけに、注目度がとても高いようです。
中でも、
蜷川実と小栗が初タッグだって
など、蜷川実花監督と小栗旬の夢のタッグに沸くファンが目立ちました。
しかしながら一方で、太宰治のファンの中には、
人選ミス、小栗旬が太宰治って、絶対イメージ違う
といった声も多く上がっています。
写真家でもある蜷川実花の創りだす太宰治の世界、すごく気になる。
写真家としても定評のある蜷川実花監督が、どのような手法で太宰治の人生を映像にするのかも、注目されています。
日本中、知らない者はいないであろう実在の人物と、誰もが一度は読んだことのある小説が題材であるだけに、イメージの違いに対する反対の意見もありますが、蜷川実花監督のコメントにもあるように、小栗旬、他大物俳優陣の、「魂をかけた芝居」はぜひ、スクリーン上で観てみたいですね!



