ゲームオブスローンズ8最終章も、最終回を迎え、「これから何を支えにしたらいいんだ!」と真っ白な灰のようになっている方も多いかと思います。
ここで気になってくるのが、ゲームオブスローンズの原作の小説です。
ジョージ・R.R.マーティン原作の「氷と炎の歌」が題材となって、ゲームオブスローンズのTVドラマシリーズは製作されました。
基本的にはドラマ版シーズン5までは、原作も発刊されており、原作に沿ったエピソードとなっています。
記事の内容
ゲームオブスローンズ、原作とドラマと同じところ
The sounds of the final season.
The official #GoTS8 soundtrack by @Djawadi_Ramin is here: https://t.co/WrZOajIuL5 pic.twitter.com/ki53ynujeP
— Game of Thrones (@GameOfThrones) May 21, 2019
特に、シーズン5は原作に忠実に描かれており、
- サーセイの贖罪
- ジョンがナイツウォッチに裏切られ、刺されて死亡
- アリアの暗殺者への修行
- ブランがネッドの、ロバートの反乱時代のヴィジョンを視る
これは原作とほぼ同じストーリーです。
しかし、調査してみると、「ゲームオブスローンズ」には原作と違ったシナリオも沢山!
登場人物もかなり多く、難解なストーリー展開が続くこのドラマを、原作通りに製作することは難しかったのかもしれませんね。
ゲームオブスローンズ、原作とドラマとの違い
ここでは原作とドラマの違いについて、面白かったものをいくつかご紹介します!
サンサとジョフリーに子供!?
ドラマ版では、サンサとジョフリーには子供はおらず、ジョフリー暗殺の際にリトルフィンガーから脱走を手引きしてもらいキングスランディングを脱走。
しかし原作では、ふたりの間には子供がいたようです。さらにサンサはスターク家ではなく、子供のためジョフリー側に付くことになっています。
ハウンドはシーズン4で死亡しているはずだった!?
ドラマ版でハウンドは、最終章第5話で兄マウンテンと対決し、道ずれに城下に身を投げ死亡しています。
原作では、ハウンド死亡はもっと前。
アリアと同行していた道中、グレガーからの刺客により傷を負い、その傷が化膿し悪化したためアリアはハウンドを置いていきます。ここでハウンドは死亡しているはずだったんです。ドラマではナイトキングを倒すアリアを導く者として生き残ったのでしょうか?
ジョラーは裏切り者のままだった!?
ドラマ版では、裏切りがバレて一度は追放されたジョラーですが、再びデナーリスのもとに戻ります。最期はワイツからデナーリスを守って戦死します。しかし、原作ではジョラーは裏切りがバレて追放されたまま、悔い改めずデナーリスの元へ戻ることはありませんでした。
ラムジーと結婚するのはサンサではなくアリア!?
ドラマ版では、キングスランディングを脱出したサンサはラムジーと結婚。ここで拷問の限りを尽くされるというストーリーですが、上に書いたように原作ではジョフリー側に残っています。原作でラムジーと結婚するのはアリア。しかもそれは本物ではなくルース・ボルトンが用意したアリアの替え玉だったのです。
調査すると、原作とドラマ版の違いは細かな所を合わせれば意外と沢山…。
そもそも、シーズン5以降、原作を追い越してドラマ版は最終回を迎えたので、仕方がない事も多々ありますね。
ゲームオブスローンズ、原作の最終回はどうなる?
The Last Watch.
From @JeanieFinlay, the #GameofThrones documentary premieres tonight on @HBO. pic.twitter.com/jmTaln8BnR— Game of Thrones (@GameOfThrones) May 26, 2019
原作者である、ジョージ・R.R.マーティンは、あるインタビューで原作の結末について、
「小説とドラマの結末は変わるかもしれないし、多くの要素が追加されるだろう」
と答えています。
ドラマが原作を追い越し、原作の結末が分かってしまうのではないかという原作ファンの予想は見事に当たり、シーズン6以降は、ジョージがドラマ版の脚本家が伝え、映像化されたそう。
そしてドラマ版の結末とは“違うかも”とマーティンが匂わせた事で、ネットでは原作の結末についてファンがザワついています!
遅筆で知られるジョージ・R.R.マーティン。
既に前作である第5部「竜との舞踏」から8年が経過…。
な…長い。原作の結末を心待ちにしているファンの気持ちを思うと…!
しかし、ドラマ版の結末が、高評価を得られなかった事からさらに筋書きを変えていく可能性もあるようなので、原作の結末を気長に待ちたいと思います!


