この映画『Yesterday』のタイトルどおり、数々のビートルズの名曲が本編を彩ります。
誰もが一度は夢に見る、
「自分だけがなぜか知っている情報を使って、大成功を収める!」
ということが、売れないシンガーソングライターの身におこります。
どんな結末が待っているのでしょうか?
あらすじとネタバレ、紹介したいと思います。
映画『Yesterday』作品紹介
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- 【公開】2019年10月11日(日本公開、イギリス公開 6月28日)
- 【原題】Yesterday
- 【監督・脚本】ダニー・ボイル
- 【脚本】リチャード・カーティス
- 【キャスト】ハイムシュ・パテル、リリー・ジェームス、ケイト・マッキノン、エド・シーラン
『トレインスポッティング』『スラムドッグ$ミリオネア』で知られる英国の巨匠/ダニーボイルと、『ラブ・アクチュアリー』の脚本家リチャード・カーティスが組んだ、オリジナル・コメディ。
ダニー・ボイルは、『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー8部門を受賞、ロンドンオリンピックの開幕式では芸術監督を務めました。
本作品では、『トレインスポッティング』同様の軽妙さを表現、音楽を楽しみ、くすっと笑えるポイントがいっぱいの映画です。
また、本作品で初主演のヒメーシュ・パテル、リリー・ジェームスらのフレッシュで個性的な注目のキャスト陣や、なんと4月に来日公演をはたしたばかりの、エド・シーランが本人役で出ているのも話題です。
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内容は売れないシンガーソングライターのジャック以外、“ザ・ビートルズを誰も知らない”というとんでもない世界。
音楽、夢、友情、恋、これらに対する深い愛情を、誰もが耳にしたことがある名曲で表現し、世代を超えて楽しめる1本となっています。
とくに、『ボヘミアン・ラプソディ』『アリー』にはまった人に、おすすめの作品です。
映画『Yesterday』あらすじ(ネタバレ注意!)
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【あらすじ】
ジャックは、イギリスの小さな海辺の町の売れないシンガーソングライター。
彼のミュージシャンとしての夢を、幼馴染で親友のエリーは信じて、支えてくれているものの、まったく売れずに、自分の才能に限界を感じていました。
ところがある日、世界規模で瞬間的な停電が起こり、彼はバスと衝突事故を起こしてしまします。
彼が病院で目を覚ますと、心配そうのぞきこむエリー。
幸い彼は歯は折れてしまったものの、体に支障がなく、いつもどおりギターを片手に、エリーや家族達の前で歌いはじめました。
お気に入りの「Yesterday」を口ずさんでいると、エリーが
「なんてすばらしい曲なの!いつ書いたの?」
と、驚きの声をあげます。
「え?僕が書いたんじゃないよ、ポール・マッカートニーが書いたんだよ。ビートルズ、知ってるでしょ?」
ところがエリーだけでなく周囲のみんなも、誰もビートルズを知りません。
思わずネットで「ザ・ビートルズ」を検索しますが、ノーヒット。
なんと、かぶと虫の情報しか出てこない!
そう、なぜかこの世界は、ビートルズのことを誰も知らない世界で、彼らの名曲を知っているのはジャックただ一人となっていたのです。
「Yesterday」を歌うジャックは、一夜にしてスターダムの道につくことになりました。
あんなにあこがれてやまなかった「みんなが僕の歌をきいてくれる」世界です。
Yesterday, everyone knew The Beatles. Today, only Jack remembers their songs. Watch the new trailer for #YesterdayMovie. pic.twitter.com/0tvdAwkMRm
— Yesterday (@yesterdaymovie) February 12, 2019
憧れのエド・シーラン(本人が本人役で登場)と、一緒に仕事をすることになり(歌った「ヘイ・ジュード」については「ヘイ・デュード」にすべきだよ、なんて変なアドバイスを受ける始末!)
ジェームス・コーデン(これまた本人が本人役で登場)の実在の人気トーク番組「レイト・レイトショー」に出て歌を歌えば、憧れの女性に熱い視線を送られる。
大手レコード会社では、大勢に囲まれてプロデュース会議を行われ、ホテルの外では、ファンに追っかけられます。
ザ・ビートルズの名曲を、歌うたびにスターになっていくジャックは、大物女性プロデューサーにも見出さされ、ついにスタジアムでの、野外コンサートを実施することになりました。
エリーは、そんな彼を見ていて気が気でありません。
ところが、忙しすぎて、人気の渦に巻き込まれて、もみくちゃになっているジャック。
あんなに支えてくれていた、エリーの気持ちを感じることができず、連絡が途絶えがちにしてしまいました。
映画『Yesterday』感想、レビュー
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ツイッター上には、『Yesterday』への熱い期待を寄せているコメントが目立ちました。
めちゃ楽しみな映画!
これは期待できる!
もし、ビートルズがいなかったら・・なんて、とんでもない設定
など、思いもつかない世界に、面白がって楽しみにしている人の多い映画です。
イギリス/アメリカでも、これから公開される本編、
どんな結末?
まさかの夢オチ?
パレレルワールドのまま終わるの?
など、夢見は見た設定であっても、誰も考えたことのない「結末」に大きな期待が寄せられています。
(2019年5月13日追記!)
実際の試写を見た人は、興奮ぎみに「この映画は素晴らしい!」と大絶賛。
「出演しているキャラクターも、歌も見事で名作に残るはず」
「奇想天外すぎるストーリーにとまどいますが、ダニー・ボイルとリチャード・カーティスがうまくまとめて、情熱のあるストーリーになっている」
「音楽と人の温かさとイギリスの夏の美しさも感じる映画です」
「ビートルズナンバーのカバーを聞く楽しさもある」
など、期待に応えたコメントがほとんどです。



