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映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のネタバレとあらすじ、結末と感想(8月15日追記!)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド、ネタバレ

2019年8月15日追記!!結末追記しました!

1969年の夏、当時黄金時代にあった、ハリウッド映画界に捧げる物語。

『ヘイトフル・エイト(2015年)』から4年ぶりとなる、クエンティン・タランティーノ監督の新作映画です。

映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のネタバレを含む、あらすじと映画の評判、感想など最新情報をお届けします!

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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のキャスト、作品情報

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』作品情報

  • タイトル:『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
  • 原題:Once Upon a Time in Hollywood
  • 日本公開:2019年8月30日
  • 製作国:イギリス・アメリカ
  • 監督:クエンティン・タランティーノ
  • 脚本:クエンティン・タランティーノ
  • 製作:クエンティン・タランティーノ、デヴィッド・ハイマン
  • 製作会社:ヘイデイ・フィルムズ、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
  • 配給:コロンビア映画、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』キャスト情報

  • リック・ダルトン:レオナルド・ディカプリオ /Leonardo DiCaprio
  • クリフ・ブース:ブラッド・ピット /Brad Pitt
 
 
 
 
 
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  • ロマン・ポランスキー:ラファル・ザビエルチャ/ Rafał Zawierucha

ラファルは、ポーランドの映画俳優で、今回アメリカでのメジャー映画は初挑戦になります。

  • シャロン・テート:マーゴット・ロビー/Margot Robbie
 
 
 
 
 
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  • ジェイ・セブリング:エミール・ハーシュ/ Emile Hirsch
  • マーヴィン・シュワルツ:アル・パチーノ/ Al Pacino

大御所のアル・パチーノも今回クエンティンタランティーノの映画に初参加します。

この時点で、キャストがとにかく豪華!という感想しかないですね!

  • スティーブ・マックイーン:ダミアン・ルイス/Damian Watcyn Lewis

TVシリーズ『バンドオブブラザーズ』では、リチャード・”ディック”・ウィンターズ中隊長役で主演していた印象が強いですね。

彼の飄々とした独特の雰囲気がとても好きです。

  • ブルース・リー:マイク・モー/Mike Moh

映画『ストリートファイター 暗殺拳』でリュウ役のモーが、今回はブルース・リー役に挑戦です。

モーは、普段から、ブルース・リーへの尊敬を表明し、憧れの存在であると言っています。

クエンティンタランティーノ監督も大好きな、ブルース・リーをどう演じるのでしょうか?

 
 
 
 
 
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  • サム・ワナメイカー:ニコラス・ハモンド/ Nicholas Hammond
  • ジョアンナ・ペティット:ルーマー・ウィリス / Rumer Glenn Willis

ブルース・ウィリスとデミ・ムーアの娘のルーマー・ウィリスも今回、クエンティンタランティーノ映画初参加になります。

ブルース・ウィリスは、クエンティンタランティーノ映画『パルプフィクション』で、主演の一人を務めていましたね。

ネタバレになりますが、『パルプフィクション』では、一人勝ちした一番おいしい役でしたね!

  • コニー・スティーヴンス:ドリーマ・ウォーカー/ Dreama Walker
  • チャールズ・マンソン:デイモン・ヘリマン/ Damon Herriman
  • テックス・ワトソン:オースティン・バトラー/ Austin Butler
  • リネット・フロム:ダコタ・ファニング/ Hannah Dakota Fanning

ダコタ・ファニングといえば映画『アイ・アム・サム』での天才子役っぷりに、すっかり感動させられましたよね。

すっかり綺麗な女優さんになったなぁと、いとこの子供の成長を見守るような、感慨深い感想を持ちますね。

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  • ジョージ・スパーン:ブルース・ダーン/ Bruce Dern

ニコラス・ハモンドやブルース・ダーンなど往年のベテラン俳優を採用するあたりが、クエンティンタランティーノらしいですよね。

今回、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』では、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの2大スターのW主演となっています。

クエンティン・タランティーノ監督の作品には、レオナルド・ディカプリオは『ジャンゴ 繋がれざる者(2012年)』にて、ブラッド・ピットとは『イングロリアス・バスターズ(2009年)』にて、それぞれ主演しています。

二人の掛け合いは見ものですね。

2018年の、アメリカ中間選挙の投票の呼びかけを二人が行ったことでも話題になっています。

 
 
 
 
 
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この二人以外もそうそうたるメンバーで、ちょっと1本の映画では勿体無いくらい、贅沢なキャストですね。

『スーサイド・スクワッド(2016年)』のハーレイ・クイン役でも有名な、マーゴット・ロビーが、悲劇の被害者であるシャロン・テートを演じます。

彼女も、出世作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で、レオナルド・ディカプリオと共演していますね。

最近では、『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』で、難しい立場の、エリザベス女王役を見事にこなしましたね。

今後ますます注目のマーゴット・ロビーですね!

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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のあらすじ(ネタバレあり!)と結末(8月15日追記!)

 
 
 
 
 
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8月30日公開が決定した本作ですが、クエンティン・タランティーノ監督は、自身の作品である『パルプ・フィクション(1994年)』に似た、二つのストーリーが交錯する作品と語っています。

今回の映画は、映画オタクとして有名な、クエンティンタランティーノ監督が、知り尽くしたハリウッドの裏側に焦点を当てた映画になっています。

あらすじと結末(ネタバレ注意!)

物語の舞台は1969年の夏、西部劇ドラマの俳優である、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と、リックの親友でありスタントダブルでもある、クリフ・ブース(ブラッド・ピット)の二人は、人気が落ち目となってきたことに苦悩していました。

二人が住む家の隣には、人気女優のシャロン・テート(マーゴット・ロビー)と夫で有名映画監督のロマン・ポランスキーが引っ越してきたことで、彼らの友人になって、彼らに口を聞いてもらい、仕事を得られないかと考えていました。

そんな時に、カルト集団のチャールズマンソンが、レコードプロデューサーのテリー・メルチャーを探しに、彼が過去住んでいた、シャロン・テートとロマン・ポランスキーの家を訪れます。

ブースは、プッシーキャットというヒッチハイカーを、車に乗せてやります。

行き先は過去に、ダルトンと映画「バウンティロー」を撮影した場所でした。

そこには多くのヒッピーたちがたむろしており、その中の一人が、ブースの車を、故意にパンクさせたことで、激怒したブースは、その男を殴り倒して、タイヤを変えさせます。

ブースはその場に不穏な空気を感じ、早々に立ち去ります。

同時刻、テートは自分自身の映画を観るために家を出るのでした。

一方、ダルトンは、「ランサー」TVシリーズで、「悪役」ではあるものの、準主役の座を手に入れますが、アルコール依存症の彼は、なかなかセリフを覚えられませんでした。

共演者の女の子が、彼にかけた言葉で、彼は自信を取り戻し、素晴らしい演技を行います

自信のついたダルトンには新しいTVドラマの仕事「ザF・B・I」のオファーがあり、その後には「スパゲティウェスタン」の映画の仕事が舞い込みます。

ただ、彼は、スパゲティウェスタンの仕事を、最底辺の映画と思っており、乗り気ではありませんでしたが、オファーを受け、6ヶ月に渡りイタリアでの撮影に向かいます。

ただ、仕事もそこまでは順調には進まず、ブースに、これ以上彼を雇っておくことはできないことを伝えます。

一緒にお酒を酌み交わし、ダルトンの家に戻ります。

ブースは外でタバコを吸いに出かけ、彼の犬と散歩をします。

ここを開くと、結末までのネタバレがあります!(超閲覧注意!)

チャールズマンソンのカルト教団の4人の女の子が、エンジン音のうるさい古いフォード車で現れます。

音に耐えられなかった、ダルトンは、「どっかへ行け」と4人の女の子に向かって、叫びました。

車が去ったと思いきや、4人のうちの3人が戻ってきました。

ダルトンの家に忍び込んだ3人でしたが、家に戻っていた、ブースはその3人を先に見つけます。

ブースは彼女たちが、例の異様な場所にいた3人だったことに気がつきます。

武装している彼女たちを見て、そのうちの2人を殺します。

3人目は銃を持っており、庭に逃げ出したところを、ダルトンが見つけます。

映画の小道具で持っていた、火炎放射器で、3人目の女の子を燃やしてしまいます

怪我をしたブースは、病院へ連れられていきます。

騒ぎに駆けつけた、テートは、ダルトンを彼女のパーティへと招待するのでした。

凄惨な「シャロンテート」事件は、誰も知らず未遂に終わるのでした。

このリック・ダルトンとクリフ・ブースは、クエンティンタランティーノの創作人物で、シャロン・テートの家の隣に住んでいる設定です。

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  • ヘイトフル8
  • パルプ・フィクション
  • シンシティ
  • レザボア・ドッグス
  • プラネット・テラー
  • ジャッキー・ブラウン
  • マチェーテ
  • デス・プルーフ
  • デスペラード
  • ER緊急救命室シーズン1(一部作品)
  • フロム・ダスク・ティル・ドーン

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「シャロン・テート事件」と、カルト集団/マンソンファミリー

ここから、おさらいとして、事実の「シャロン・テート事件」についてご紹介したいと思います。

1969年、シャロン・テートという人気女優が殺害される事件が起こりました。

十数か所に及ぶ刺し傷や現場に残された、血文字などの残虐性から全米を恐怖に陥れたのですが、その事件は、とあるカルト集団によって行われた、無差別連続殺人事件の一端だったのです。

シャロン・テートは当時26歳という若さでした。


Sharon Tate: Recollection

前年に、映画監督のロマン・ポランスキーと結婚をして、妊娠をしていたシャロンは、夫が留守の間友人を自宅に招いて、もてなしていました。

その家へやってきたのは、招かれざる客であるテックス・ワトソンスーザン・アトキンスパトリシア・クレンウィンケルリンダ・カサビアンの4人。

この4人は明確に住人の命を奪うという目的を持って、シャロンの住む家を訪れていたのです。

テックスたちをけしかけたのは、チャールズ・マンソンという男。

彼は幼い頃から悪事を繰り返し、人生の半分以上を塀の中で過ごしていました。

そして服役中に得た知識や薬物などを使用して、言葉巧みに多数の人を洗脳し「マンソンファミリー」というカルト集団を形成していったのです。

チャールズは薬物の影響なのか、彼をとりまく環境がそうさせたのか、妄言にとりつかれていて、人種抗争が起きて核戦争になるなど、世界の終焉を語るようになっていました。

集団のトップに君臨していた彼の言葉を、信者たちは妄信し、シャロン事件の二週間ほど前にも、すでに別の人間の命を奪っていたのです。

最初の被害者とされているのは、ゲイリー・ヒンマンという男性でした。

彼は拷問の末に命を奪われており、その際の犯行に加担してたメンバーがすぐに逮捕されたのですが、それが逆に彼の妄想を加速させていったのです。

“シャロンの前にその家に住んでいた人物を狙っていた”という理由での襲撃だったため、実際は彼女は人違いで命を奪われることになったのです。

チャールズもテックスたちも、その家に誰が住んでいるか知らないままに犯行におよびました。

その家を狙った理由はあるものの、正直彼らにとっては、誰が被害者でもよかったのです。

被害にあった人物が、有名女優であったことや、妊娠8ヶ月のシャロンへの容赦のない、十数ヶ所に及ぶ刺し傷を残す残虐性などから、事件は国を挙げての大騒ぎとなりました。

世の中に影響を与えたのだと喜んだ彼らは、新たなターゲットを決め、またしても残虐な方法で罪なき人の命を奪っていくのでした。

その後別件で、マンソンファミリーが逮捕されたことや、実行犯の一人であったアトキンスが、犯行を自慢話として語っていたことから、一連の事件の実行犯および首謀者は逮捕されました。

当時カリフォルニア州では死刑が廃止されていたため、終身刑となったチャールズ・マンソンは、その後、刑務所から出ることはなく2017年11月にこの世を去りました

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の感想

タイトルにある「once upon a time」は童話や、おとぎばなしの冒頭でよく使われる慣用句で、日本の昔話の冒頭にある「むかしむかし」と同じようなものです。

実際にあった事件を背景にしつつも、実在しなかった人物を、主人公においたストーリーなので、ある種のおとぎばなし、というテイストになるのでしょうか。

題材となっているシャロン・テート事件の首謀者とされている、チャールズ・マンソンが2017年この世を去ってから改めてスポットをあてつつも、その時代とハリウッド映画全盛期を振り返るという内容に、とても興味を惹かれる内容ですよね。

SNSなどでもキャストの豪華さから、本作は大きな話題を呼んでいて、クエンティン・タランティーノ監督の過去作である『イングロリアス・バスターズ(2009)』や『ジャンゴ 繋がれざる者(2012)』が、それぞれブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオが出演しています。

その上で、それぞれの映画が、史実や実際の人物を背景にした、脚色の強い復讐劇だったことから、本作でも爽快な復讐劇へと改変してくれるのではないかという期待の感想も、みうけられました。

 
 
 
 
 
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日本での公開は2019年8月30日、映画館でクエンティンタランティーノの最新作早くみたいですね!

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*本ページの情報は2019年8月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。