全世界にファンが多いことで知られる『ゲームオブスローンズ』シリーズ。
原作はジョージ・R・R・マーティン作のシリーズ『氷と炎の歌』で、まだ原作は完結していませんが、このドラマ版『ゲームオブスローンズ』は、2019年4月14日(日本時間4月15日)に、最終章となる、シーズン8の世界同時放映が決定しています。
シーズン1は、最終シーズンの8へとつながる、重要なイベントが結構起こりますが、ここでは何のことかわからないことが多いです。
さらっと復習して、もう一度見てみると結構深かったりします。
あらすじとネタバレの後に、Mタローおすすめシーズンランキングをご紹介しますね!
記事の内容
『ゲームオブスローンズ シーズン1』作品紹介
【作品紹介】
ゲームオブスローンズ全体に言えることではありますが、登場人物が多く、物語の世界観も大きく、非常に難解というか、知らなければ、わからないことが多いです。
そういう意味で、世界観を理解するまでには、いったん「あらすじ」と「主要登場人物」をある程度押さえた上でないと、挫折してしまいます。
しかしその世界観が理解できて、物語にのめり込むと、その世界に興奮し、魅了され続けます。
世界中がラストシーズンの話題で持ちきりになって、ラブコールが止まらないこの現実が、それを物語っていますね。
最終章が始まっていないにも関わらず、すでに「ゲームオブスローンズロス」といった、シリーズが終わってしまう「喪失感」をつぶやく人がいるくらいです。
最終章であるシーズン8放送前に、一旦あらすじを振り返っていきたいと思います。
世界の興奮の渦に乗り遅れないようにしましょう!
ここでは、大きな「ゲームオブスローンズ」の世界観とイベントの流れ、主な登場人物を押さえてもらえるように、あらすじ(ネタバレを含む)を記事にしています。
それでは、シーズン1のあらすじから見ていきましょう!
『ゲームオブスローンズ シーズン1』あらすじ。ネタバレ注意!
【あらすじ】(ネタバレ注意!)
ウェスタロスの地、最北の城ウィンターフェル。
城主は「北の王」エダード(ネッド)・スターク。
物語は、七王国の王ロバート・バラシオンが、王妃と息子を連れてウィンターフェルに訪れる所から始まります。
“王の手”にネッドを任命するためです。
ネッドは昔「ロバートの反乱」でロバート王の右腕として共に戦い、狂王エイリス・ターガリエンから王座を奪い取った、この戦いにおいて多大な功績を残し、ロバート王から絶大な信頼を寄せられています。
王の手となるべく、ウィンターフェルを後にし、王都キングスランディングに向かうネッド。
娘のサンサとアリアを一緒に連れて行きます。
ネッドと妻キャトリンの間には、子供が5人います。
長男ロブ、長女サンサ、次女アリア、次男ブラン、三男リコン
そして、ロバートの反乱中に、ネッドが浮気をして出来た子供がジョン・スノウ。
母親が違う為、ジョンはスタークではなくスノウと名乗っています。
これは、北部の私生児である「落とし子」に付けられる名前です。
ネッドは戦が終わると、ジョンを連れ帰った為、5人の子供と一緒に育ちます。
ネッドがウィンターフェルを去る時、ジョンも共に旅立ち、北の壁へ向かいます。
壁よりさらに北にいる野人や、ホワイトウォーカーから人々を守る、ナイツウォッチになるためです。
一方、海を挟んだエッソスの地では、前王朝のエイリス・ターガリエンの子が、王座奪還の為立ち上ります。兄ヴィセーリスと妹デナーリスです。
ヴィセーリスは、軍隊を手に入れようと、エッソスの地で最強と恐れられている、ドスラク人の王ドロゴにデナーリスを嫁がせます。
その時に、デナーリスは、自身をこれまで匿ってくれていた、商人から、ドラゴンの卵3つを婚礼祝いとしてもらいます。
ここからネタバレを含みます!
ヴィセーリスはドロゴに対し、早く王座をよこせと悪態をついた事で怒りを買い、ドロゴに炎で溶かした金貨を王冠として注がれ、亡くなってしまいます。
一方で、その後ドロゴも戦いに敗れ、その傷がもとで亡くなってしまいます。
ドロゴを焼く祭壇に、ドラゴンの卵とともに入ったデナーリスは、燃え盛る炎の中、無事生還し、ドラゴンが誕生します。
ターガリエン家のモットーは『炎と血』でドラゴンを操る力があると言われています。
炎の中からドラゴンと共に出てきたデナーリスを、真のターガリエン家の後継者と認め、ドスラクの民は跪きます。
一方で、王都キングスランディングでは、ロバート王が狩りの最中落馬し亡くなってしまいます。
その後王の座に着いたのは長男のジョフリー・バラシオン。
ジョフリーが王となり最初に行った事は、反逆罪で捕らえられたネッドの処刑でした。
しかし、このジョフリー王はロバート王の正当な子供ではなく、ロバートの妃サーセイと双子の弟ジェイミーとの間に出来た不義の子だったのです。
それを知っていた、ネッドは、いわば濡れ衣を着せられました。
ネッドが処刑された事に当然北部は怒り、スターク家長男ロブが父の敵と妹救出の為、「北の王」となり立ち上がります。
『ゲームオブスローンズ』相関図
ゲームオブスローンズの世界を理解するのに、結構多い、登場人物と、それぞれの人物が属している、諸名家(領主家)の相関図を紹介しておきます。
物語のメインとなる西側の大陸ウェスタロス大陸には、王家と王に忠誠を誓った領主家からなっています。
先に挙げた、ロバートの反乱のように、王家に対して、領主家が反乱を起こして、王族が入れ替わったりすることがあります。
バラシオン家(王族)
現在は、ロバートの一家であるバラシオン家が王族として、ウェスタロスの中心である王都キングズランディングとその周囲を直轄しています。
スターク家
バラシオン家と仲の良い、スターク家は、今回の物語の言わば主人公に当たる諸名家の一つで、シーズン1と2で半分くらい根絶やしにされます。
シーズンを通して、あまり明るい話題がない諸名家です。
治めているのはウェスタロス大陸の北部のウィンターフェルで、シーズン中はほどんど冬です。
「冬来たる」という、家の標語がありますが、その通り、冬が来ています。
ラニスター家
ウェスタロス大陸の西側の、キャスタリーロックを治めている諸名家です。
バラシオン王家に取り入り、実は王家を血筋で乗っ取ろうと画策しています。
現に、ロバートの妃は、ラニスター家のサーセイで、シーズンを通じて、ラスボス的な存在と言えます。
ロバートの後を継いだジョフリー「バラシオン」は100%ラニスター家の血筋になります。
ターガリエン家
元王族の諸名家で、現在は兄妹2人(シーズン1で兄も亡くなりますが)とほぼ滅亡に追いやられた諸名家です。
ただ、ドラゴンが扱える家系ということでシーズン後半は「無双」し始めます。
シーズン1ではウェスタロス大陸を離れ、東のエッソスで、静かに力を蓄えています。
以上の4家がメインとして物語が進みます。
ゲームオブスローンズを独占配信する「スターチャンネル」さんが、わかりやすい相関図を乗せているので、ここで引用させていただきます。
引用:人物相関図 https://www.star-ch.jp/drama/gameofthrones/sid=7/p=o/
『ゲームオブスローンズ シーズン1』の感想
シーズン1ではウィンターフェルから、スターク家の子供達がそれぞれの道を歩みだす所から始まりました。
キングスランディングで捕虜となったサンサ、逃げ出し北へ向かうアリア、ラニスター家と戦いの準備を始めるロブ。
ブランは、サーセイとジェイミーの情事を見てしまい、隠蔽を図った、ジェイミーに塔から突き落とされ、記憶も曖昧に、さらに歩けなくなってしまいました。
そしてナイツウォッチとなったジョン・スノウ。
彼らのこれからのそれぞれのストーリーがとても楽しみですね!
そして、デナーリスもいずれはエッソスの地から海を渡り、ウェスタロスの地へやってくるのでしょうね!
感想としては、一旦「シーズン1」だけを見ても、最初はなかなか集中できなかったですね。
人物やそれぞれの諸名家の名前やその関係性が、かなり複雑で、名前も似ているものが多く、それらを追いかけるだけで、挫折しそうになりました。
ただ、他のシーズンを通してみると、後々、シーズン1でのエピソードが、今後の展開に深く関係するので、重要なことがわかります。
「シーズン1」は、一旦流して見るか、このブログの「あらすじとネタバレ」記事全シーズンを読んでから、戻ってくるのがオススメです。
最終章のシーズン8や、スピンオフの製作も既に決定していて、ますます楽しみな『ゲームオブスローンズ』ですが、まずは最終章に向けて、本編を復習していきましょう!