映画『スパイダーマン:スパイダーバース』には、異次元からやってきた様々なスパイダーヒーロー達が登場します。
今回はその個性豊かな面々を一人ずつご紹介したいと思います。
記事の内容
『スパイダーマン:スパイダーバース』登場人物紹介!日本人のスパイダーマン?
YouTubeで公開された予告映像に、様々なスパイダーたちが登場しているのをご覧になった方は多いと思いますが、その中でも見覚えのある服装のスパイダーが登場していました。
日本の学生服に身を包んだ少女。ペニー・パーカー(Peni Parker)という名前の日系アメリカ人の高校生スパイダーヒーローです。
艶やかな黒髪にキラキラした瞳が特徴的で、日本のアニメのような雰囲気があります。
日本のオタクカルチャーの影響か猫型のリュックを背負っています。
ほかのスパイダーと違うのは服装だけではなく、メカと一緒に戦うという部分も大きく違います。
このロボットの中に入って戦うという設定は、元の漫画を見るとよくわかるのですが、「エヴァンゲリオン」の強い影響があったようです。
『スパイダーマン:スパイダーバース』登場人物紹介!注目の5人のスパイダーマン!
『スパイダーマン:スパイダーバース』登場人物としては、主人公マイルス・モラレス扮するスパイダーマンの他に5人のスパイダーヒーローが登場します。
スパイダーマン(ピーター・B・パーカー)
中年スパイダーマン。見た目はおなじみのスパイダースーツ。
スパイダー・グウェン(グウェン・ステイシー)
白と黒のモノトーンなスパイダースーツに身を包むスパイダーウーマン。
ペニー・パーカー
日本のアニメチックなタッチの少女。蜘蛛のようなマシンと共に戦うスパイダー。
スパイダーマン・ノワール(ピーター・パーカー)
モノクロの劇画タッチなハードボイルドスパイダーマン。
スパイダー・ハム(ピーター・ポーカー)
カートゥーン調のタッチで描かれたマスコットキャラのようなスパイダーマン。
一見して世界観の違いが分かる登場人物がいるというのが、『スパイダーマン:スパイダーバース』の面白い部分ですね。
タッチの違うキャラクターが一つの画面に収まっている画は、不思議で面白い仕上がりになっています。
『スパイダーマン:スパイダーバース』登場人物紹介!キャラクターとそれぞれの背景の紹介
異次元からやってきたスパイダーヒーロー達ですが、いったいどんな世界からやってきたのでしょう。
『スパイダーマン:スパイダーバース』のマーベルコミックスの設定をもとに、登場人物の背景をより掘り下げてご紹介したいと思います。
ピーター・B・パーカー
原作コミックス:該当なし
16歳でスパイダーマンの能力を獲得し、22年間ヒーローとして活躍。
基本的なスパイダーマンと同じく、幼い頃に両親を失い叔母メイと叔父ベンに引き取られ、ベンが亡くなった後、メイと共に暮らしていました。
やがて大人になり愛する女性と結婚したものの、事業はうまくいかず、メイも亡くなってしまい、妻とも離婚と不幸続き。
自堕落な生活の影響か、スーツの下は中年体型。年齢は38歳。
基本の世界と異なる世界なのか、もしくは基本の世界の未来のピーターなのかもしれません。
スパイダー・グウェン(グウェン・ステイシー)
原作コミックス:スパイダー・グウェン、エッジ・オブ・スパイダーバース
放射能蜘蛛に噛まれてスパイダーウーマンとして活躍。
恋人のピーター・パーカーは普通の人間でしたが、嫉妬と欲望に負けて怪物化した後に亡くなります。
彼女はその責任を感じています。
能力はほとんど基本のスパイダーマンと同じです。
ペニー・パーカー
原作コミックス:エッジ・オブ・スパイダーバース
時代は3145年。叔母メイと叔父ベンの養子になり、ニューヨークで暮らす日系アメリカ人の高校生。
幼い頃にSP//drというメカのパイロットだった父を亡くしています。
14歳の時に父と同じSP//drパイロットになりました。
SP//drと精神的にシンクロをすることで操縦ができます。
スパイダーマン・ノワール(ピーター・パーカー)
原作コミックス:スパイダーマン・ノワール、エッジ・オブ・スパイダーバース
1933年の世界で探偵をしています。
叔母メイと叔父ベンに育てられ、叔父ベンが亡くなった後に超能力を得ました。
蜘蛛に噛まれて、蜘蛛の神様アナンシから力を授かります。
武器は叔父ベンが愛用していた拳銃。
スパイダー・ハム(ピーター・ポーカー)
原作コミックス:Marvel Tails
マーベルキャラクターを動物化したパロディ世界の住人。
メイ叔母さん風の豚(メイ・ポーカー)の家に住む蜘蛛のピーターが、原子力ヘアドライヤーの放射能を浴びてしまった、メイに噛み付かれてブタの力を得ました。
「蜘蛛の力を得たブタ」ではなく「ブタの力を得た蜘蛛」です。
『スパイダーマン:スパイダーバース』の登場人物の詳しい背景を見てみると、基本のスパイダーマンと同じく、叔母メイと叔父ベンに育てられていたり共通点が沢山見つかります。
マーベル作品はスパイダーマンシリーズ以外も全てが同じ世界、もしくはそれに並ぶ平行世界の多元宇宙《マルチバース》で描かれています。
キャラクター達の背景を知ることで、よりいっそう作品が楽しめる仕組みはとても面白いですね。
『スパイダーマン:スパイダーバース』あらすじ(ネタバレあり)はこちらから!
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